子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★☆☆ お湯はぬるめの浴槽もあり。 塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
霧島方面から宮崎市へ向かう269号線沿いにぽつりとある。ぽつりとは言っても、山の中の秘湯ではなく、大型の公共施設のような感じ。青井岳荘という宿泊施設と青井岳キャンプ場というキャンプ場と、青井岳温泉という日帰り温泉がある。
なお「青井岳荘」は2023年現在リニューアル工事休館中で、2024年秋に改めてオープンするらしい。その間もここで紹介する温泉施設の「青井岳温泉」は変わらず営業中。
どうも「青井岳温泉 青井岳荘」という施設の温泉浴室を日帰り入浴させているというより、敷地内に宿泊施設としての「青井岳荘」と日帰り温泉の「青井岳温泉」があるという感じか。
外に「とろみの湯」という幟が立っているほどはトロミはなかった、ちなみに。
館内はめちゃくちゃ混んでいた。周辺にあまり温泉が無い場所柄か、とても人気があるらしい。お風呂の前に腹ごしらえ。館内の食事処でランチ。私はシイタケ丼を注文。
「青井岳温泉」の食事はなかなかいいよ。コスパ良くてとても美味しい。
食後はお風呂へ。浴室にはメインの浴槽のほか、電気風呂、泡風呂、泡寝湯の浮き風呂などいろいろある。サウナ、水風呂、歩行浴もあり、こういうリーズナブルで設備の整った公共の温泉系は地元で重宝されるんだよなと改めて思った。人気があるのも頷ける。
お湯は透明感のある黄色に見えるが、浴槽の底の石が温泉の働きで茶褐色に染まっているから黄色く見えるのか、モール泉でお湯自体が黄色いのかよくわからなかった。源泉温度は38度でpHは7.4とギリギリ弱アルカリ性未満?
トロミとまではいかないものの、ヌルヌルに近い手触りで指の間も少しにゅるんと感じる。においは…シイタケのにおい!?
まさかさっきシイタケ丼を食べたからじゃないよね?本当にシイタケのにおいがするよ。マジで?
露天風呂は割とぬるめ適温でのんびりできそうだが、塩分がめちゃくちゃ濃いので実は長湯は難しい。かといって水風呂は冷たすぎて飛び上がる。交互浴には厳しい環境。
ふと思い立って歩行浴に行ってみたら、ここは体温よりちょっと低めの温度でとっても気持ちいい。それで、このあとはずっと地元のおばさま方の後ろについて、歩行浴をぐるぐると何周もしていた。
ラストは高温浴槽で〆てサッパリ。高張性のお湯は後からどっと疲れが出る。