子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★☆☆ ぬるめの浴槽あり、滑りやすい泉質なので注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
外観がだんだん近づいてきた時には、サンメッセ日南みたいなやりすぎ昭和臭を感じたが、もっと近づいてみると違った。ディズニーランドばりにリゾートを極めていた。正面玄関からロビーの階段あたりは、ディズニープリンセスがドレスで降りてきても不思議は無かった。
そんなわけで、本当に綺麗なリゾートホテルだったよ。お風呂は撮影禁止なので、このあとは温泉の説明をしながら、画像はホテル内及びホテル前のビーチで撮影した写真を片っ端から貼っていきたいと思う。文章と画像がかみ合わないが許してほしい。
大浴場は3階で自家源泉の天然温泉を使用。チェックインの時にフロントで見かけたパネルによると、海一望の展望風呂らしい。景色は期待しちゃう。一方、綺麗な大型ホテルの温泉ならと、湯遣いや泉質には特に期待は持たなかった。
さて、実際にはどうだったかというと……
先に男湯に入ってきた夫によると、「チャペルの屋根越しに少し海が見えただけで、女湯の方が景色が良さそう」とのこと。
私が入浴したのは夜になってからだったが、うーん…確かに海一望の位置にお風呂はある。しかし目線の高さに目隠しの目的で鏡が貼られていて、景色が見えるどころか入浴している自分の姿を見ながら入る羽目に。なんか違う。
お風呂の種類は中央の浴槽のほかに、陶器の壺湯×2、打たせ湯、サウナ、水風呂、露天風呂っぽい岩風呂のラインナップ。
露天風呂っぽいというのは、内湯とは区切られた屋根付きの岩風呂で、ぱっと見、露天風呂にしか見えないが、よくよく見ると窓の付いた屋内であるという。夜は窓は空いていたけど、朝風呂の時は窓まで閉まっていた。半露天風呂ともいえない作り。実際に公式サイトを見たら「露天風岩風呂」と書いてある。「風」かよ!嘘ではないなw
お湯はかなりヌルヌルする。想像したよりずっと楽しい。弱アルカリ性の炭酸水素塩泉らしいヌルヌルぶり。トロミもあるが、トロミの厚みはなく、油のようにヌルヌル滑る。
淡い出汁臭があり、出汁を足した淡い甘塩味。塩素消毒はされていると思うが、さほどにおいは気にならない。色は黄色っぽい透明で、塩分がわりと多いので湯上りは体力を搾り取られる感じになる。
陶器のお風呂がここだけ位置が高い。だから実はここだけお風呂に入りながら鏡に邪魔されずに海が見える。これはなかなかいい。
サウナと水風呂も入ってみた。サウナは泊まりじゃないとなかなかゆっくり入れないから。
ちなみに朝風呂に入ったら、夜には鏡になっていた部分がガラスのように外の景色を透過していた。マジックミラーなのかもしれない。でもそれが貼り込んであるので、やはりただのガラスよりは外がクリアに見えにくい。ただ、海一望の景観がANAホリデイ・イン リゾート宮崎のお風呂から見たかったら、日が昇っている時間に入るのがいいみたい。
お風呂の作りについてはいろいろ突っ込んでしまったけど、リゾートホテルとしては綺麗で楽しいところだった。お湯もなかなかいいよ。