秋保温泉 TAOYA秋保

老舗旅館 岩沼屋を大江戸温泉物語がリブランド

  • 所在地 宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師107 TEL 050-3852-4778
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム―塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:秋保温泉1号・2号・新3号・新4号 混合泉
  • 日帰り入浴 不可(宿泊者のみ)
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、サウナ、水風呂など
  • 公式サイトURL https://www.ooedoonsen.jp/taoya-akiu/
  • 私が旅色でTAOYA秋保を取材した記事⇒仙台・秋保温泉へ宿泊。秋保大滝や日帰り温泉施設も満喫の旅
  • ※浴室の画像等は許可を得ての取材撮影
[2023年6月のデータ ただし日帰り不可等は2024年10月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆  温度は適温、塩泉なので長湯に注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★★  脱衣所にベビーベッド、ベビーバス、ベビーチェアあり

秋保温泉 TAOYA秋保 体験レポート

TAOYA秋保

荘厳な大浴場。これはインパクトがある。

TAOYA秋保の外観
外観

秋保温泉の老舗旅館「岩沼屋」が2020年に大江戸温泉物語に権利譲渡、その後リニューアル工事などを経て、2023年に大江戸温泉物語の新ブランド、TAOYAとしてオープンした「TAOYA秋保」。「岩沼屋」の名前は消えたものの、当時からあるこの大浴場の佇まいは残された。

タオヤ秋保のロビー
ロビー
オールインクルーシブのラウンジ
オールインクルーシブのラウンジ

このリブランドしたTAOYA秋保に取材に出かけた。浴室等、撮影は全て許可をいただいた上で撮影したものになる。

ラウンジのドリンク
ラウンジの椅子

TAOYAは大江戸温泉物語の中でも高級感を意識したブランドで、オールインクルーシブを特徴とする。

タオヤ秋保のツインルーム
和ベッドのツインルーム
タオヤ秋保のファミリールーム
和室のファミリールーム
タオヤ秋保の特別室
特別室

大浴場に関しては、「風ノ音」と「滝ノ音」という二つを男女入れ替え制で使っている。両方とも内湯+露天風呂の作りで、一番上の画像の広々として風格のある内湯は「風ノ音」の方。

風ノ音の入口
このドアの向こうが「風ノ音」
風ノ音の広い内湯
内湯とは思えない広さ

この「風ノ音」の内湯は非常に絵になるため、しばしば大江戸温泉物語の広告にも目立つ位置に登場しているように思う。実際は天井の高さ、木の柱で支えた趣き、岩風呂の横が大きなガラス窓で庭園をのぞむことなど、どこを切り取ってもため息しか出ない。

タオヤ秋保の大浴場内湯
窓の広い岩風呂
風ノ音の内湯
反対側から見て

まさに洗練された湯治場のよう。とにかく空間の広がりがとても贅沢だ。

風ノ音の露天風呂
「風ノ音」の露天風呂
タオヤ秋保のサウナ
サウナ

「風ノ音」はなんといっても内湯のデザインが素晴らしいが、露天風呂は竹林が見えてこちらも風流である。

滝ノ音の内湯
「滝ノ音」の内湯
滝と内湯
内湯の窓から見る庭園の滝

もう一つの「滝ノ音」はリブランドの際に大理石の露天風呂を新設した。夕方にはライトアップされた滝が美しい。岩風呂からこの滝がちらりと見えるが、大理石風呂からは簾で隔てられているから見えないかも…と思ったら、浴槽に肩までつかるとほどよく目線が下がり、ちゃんと見えるのだった。

滝ノ音の露天風呂の岩風呂
「滝ノ音」の露天風呂の岩風呂
滝ノ音の露天風呂の大理石風呂
「滝ノ音」の露天風呂の大理石風呂、ここはちょっとお湯が薄い感じだった

お湯は隣の「伝承千年の宿 佐勘」が湯元だというが、秋保共同浴場の混合泉にさらにいくつかの源泉を足している。

貸切風呂 雫
貸切風呂「雫」
貸切風呂 雅
貸切風呂「雅」

ほどほどのつるつる感と淡い塩味。浴槽は基本的に掛け流しではない。また水風呂は水道水だが、ぬるめの方は冷ました温泉水。

タオヤ秋保の夕食
夕食ビュッフェ
夕食のライブキッチン
夕食のライブキッチン

全体としては、やはり「風ノ音」の内湯の風情が一番おすすめ。また早めにチェックインしてラウンジで過ごせばラグジュアリーな滞在になると思う。

タオヤ秋保の朝食
朝食ビュッフェ

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