子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 温度は熱め適温(お風呂によっては熱い)
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッドあり、貸切風呂あり
子連れ家族のための温泉ポイント
以前は日帰りもやっていたようだが、今は温泉は宿泊者専用。綺麗で食事付きの旅館部屋のほかに、リーズナブルで自炊できる湯治部屋があり、湯治部屋にしか泊まったことがない。
とはいえ、湯治部屋に既に2回連泊し、さらにもう一回分既に予約済みだ。何故なら夫がここはとても気に入っているのである。お湯もだけど部屋も居心地がよく、ご主人との交流も楽しいから。
私は…というと、2回目の宿泊より先立つこと数か月前、北海道で膝のお皿にヒビを入れてしまった。
以来、治っても膝がズキズキする。階段の上り下りの度に。また歩くことはできても、本気で走れなくなっていた。どうもお皿をやらかした方の足が、もう一つの足と同じように動かしているつもりでも、同じテンポではうごかせなくなったらしく、バランスが取れないのだ。
ケガ自体は治ったから、これはもう一生この膝の痛みと付き合っていくしかないか、走らなくても歩けばいいやなんて諦めていたのだが、なぜか高東旅館のお湯に入ったらピタリと痛みが消えた。
こりゃヤバいね。
その前にもたくさん温泉には入ったけど、ここまでいきなり効果が出たところは無い。あと、さすがに帰って1ヵ月ぐらい経過したらまた少し痛くなった。でも前ほどじゃないし、何より走れているよ、今でも。
やっぱしヤバいな、ここのお湯。
もちろん治って痛みが薄れる時期だったのかもしれないし、鳴子に来てからもいろいろ入っているので高東旅館だけの効果ではないかもしれないけど、でも自分としてはここが一番効いた気がする。
ちなみに自炊で宿泊しても毎朝晩、ご飯とお味噌汁を出してくれる。お惣菜でも買って来ればそれだけでちゃんとした食事になる。 ホントにここの自炊宿泊はお手軽なのだ。
お風呂は男女別の内湯と貸切風呂が1つある。
お湯は渋めの緑色の濁り湯で、濁りはそんなに強くはない。肌触りは少しすべすべとしているが、引っかかるところもあり一言で言いきれない。においは硫化水素臭に苦そうな薬臭をプラス。
女湯はだいたいいつ行っても、熱め適温。ぬるくはないが、入れないような温度になっていることはない。しかし男湯はけっこう熱いらしい。
これは湯量を多めに出しているといえば聞こえは良いが、ご主人曰く、女湯は入りやすく湯量に気を配っているからねと。
「男湯は?」と聞き返すと、「男は別にいいでしょ」と。実際、たまに女湯ではなく貸切風呂(空いていれば自由に使える)に行くと、信じられないほど激熱だったりするので、男湯はさもありなん。