子連れ家族のための温泉ポイント![]()
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 少し滑りやすいので注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり、ベビーバス貸し出し有り
子連れ家族のための温泉ポイント![]()

鳴子温泉郷の中でも特に東鳴子温泉はくせの強い宿が多い気がする。どことは言わないけど1軒ではなく、あの辺で"くせつよ"って思うとだいたい東鳴子(偏見)。

そんな中、くせの強さが無さそう、普通に良いお宿っぽそうなのが「なんぶ屋」。いやいやくせが強い宿がよくないお宿なんて言ってない。あちらはあちらで個性的で非常に面白い。

で、まだ「なんぶ屋」のお湯に入ったことがなかったなと思って行ってみたら、運悪く「臨時休業」の張り紙が出ていた。いわゆる「膝から崩れ落ちた」ってやつ。それで仕切り直して3日後にもう一度訪ねてみた。

今度は大丈夫。ちゃんと営業していた。日帰り入浴料を支払い、さっそく浴室へ。


日帰り入浴できる大浴場は「姫の湯」といって檜風呂と岩風呂の2種類を日替わりで男湯と女湯に設定している。この日の女湯は檜風呂だった。

内湯も檜、露天風呂も檜。内湯の床はタイルだが、露天は床も板張り。

お湯はほぼ濁りの無い褐色に見えるが、白い洗面器に汲んでみるとそんなに色は濃くない。ごく淡いセピア色だ。

内湯が42~43度、露天風呂が43.5度と熱すぎず、ぬるくもないお風呂としてちょうど気持ちの良い温度。しかし湯口は62度を越えていて、源泉の熱さは半端ない。

強すぎないすべすべ感があり、特に露天風呂は入った途端に揮発してくるいいにおい。湯口近くは木材のようなモール臭が強いが、お湯自体はそれが弱まり、かわりにわずかに硫化水素臭がする。


白い小さな消しゴムかす状の湯の花がほんの少しあり、温泉らしい雰囲気を醸し出している。入っていると汗が止まらなくなるが、露天風呂のわきにととのい椅子のようなデッキチェアが2脚あり、そこに座って目をつぶる。ふと風が吹いてきて、私はこの瞬間のために温泉に入っている気がする。
