子連れ家族のための温泉ポイント![]()
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 少し滑りやすいので注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベンチ有り
子連れ家族のための温泉ポイント![]()

入口にパイロンでとうせんぼのロープが張って有り、手書きの張り紙があったから、てっきり臨時休業なのかと焦った。近づいてみたら張り紙の文字は「営業中」。まぎらわしー!


ここは飲める温泉としても知られる中山平の「あすか旅館」。2006年に鳴子で湯めぐりした時に、飲泉所に立ち寄りだけさせてもらったことがある。入浴は今回が初めて。


浴室は男女別の内湯。四角の角のひとつをまるくしたような形の浴槽で、縁の材質は木、内壁も木で底も板張り。その中に無色透明のスッキリとしたお湯が掛け流しで注がれている。


温度を測ってみると意外に熱い。45.5度。が、もしかしてと思い、かき混ぜてみるとそこまで熱くなかった。かき混ぜ後の温度は44度。底の方にぬるめのお湯が溜まっていたもよう。

するすると滑る肌触り。同じアルカリ性単純泉でも、ここのお湯は肌の滑りを疎外するカルシウムやマグネシウムがほとんど含有せず、メタケイ酸は多めとお湯の手触りがするするサラサラする条件が揃っている。


湯口らしいものは止まっているものも含めて複数あり、そのうち1ヵ所からお湯が出ていて激熱。マイカップに汲んで冷ましても飲むのに火傷しそうだった。


湯上りはロビーの飲泉所の蛇口から源泉が飲める。こちらは熱すぎはしないが冷たくもなく、湯口と違って飲みやすい程度の熱さ。味はせずスッキリしているが、舌触りはヌルッとしたテクスチャー。

ところで鳴子温泉観光協会の公式サイトでは、「あすか旅館」の施設営業状況に「露天風呂 混浴(11~3月不可)」と記載されているが(私が入浴した2024年どころか、2年遅れでレポートを纏めている2026年現在でもまだ)、実際はもう露天風呂は無い。

ご主人は、お父様が亡くなって家を継ぐために実家の「あすか旅館」に戻ってきた方なのだが、露天風呂について伺ったところ、2年前(2024年の2年前?)の台風で壊れてしまい、もう作ってくれた職人さんもいないので廃止したと。

どうもご主人、あまり露天風呂が好きではないので復活は考えていないらしい。半露天のように屋根があったわけではないので、葉っぱなどが入りやすい状況も気に入っていなかったもよう。確かに温泉そのものを楽しむなら内湯で十分という考えもよくわかる。それもまたこの宿の個性というものだ。