子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★☆☆☆ 泉質★★★☆☆ 温度はかなり熱いこともあるので注意
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッドなし
子連れ家族のための温泉ポイント
それまであまり秋保温泉に興味を持っていなかったのは確か。イメージとしてツアーのお客さんが寄る大型観光ホテルばっかりで、お湯にもそれほどこだわっていないところが多いのかなと。
そうでなくても宮城県をはじめ、東北地方は行きたい温泉が山積みになっていたので後回しにしていた。温泉地の名前だけは有名だったので、そのうち行く機会があるだろうぐらいの気持ちで。
2023年にやっとその機会が回ってきた。大江戸温泉グループのTAOYA秋保の取材である。それで初めて温泉街を歩いて、磊々峡凄い!とか、お洒落なカフェとかあるじゃんと楽しんだ。
有名な「主婦の店さいち」のおはぎは到着日は既に売り切れで、翌日は定休日だったので食べてないけど。
さて、そんな大旅館が立ち並ぶ秋保温泉にはひっそりと共同浴場がある。本当に周辺の旅館の建物の大きさと比較すると、こぢんまり。そして入浴料が300円と言うのもたいへんにありがたい。たぶん観光客向けではなく、地元の人向けに運営しているのだろう。
浴室の洗い場はカラン2セットのみ。シャンプー、石鹸、シャワーはない。アメニティは受付で販売もしているが、持参するのが吉だろう。
お風呂はシンプルに掛け流しで、浴槽は内側の青いタイルがレトロで美しい。お湯が入ることで、この青がどことなく緑色にも見える。
ただし浴槽の縁を越えて掛け流されてくるお湯が既に熱い。なんとか掛け湯をしながら、これは46度越えだなと思ったら、あんのじょう測った結果もジャスト46.0度。
お湯は無色透明。においはあまりしない。少しだけ滑る気がする肌触り。入れるけど、やはり温度が高いこともあってすぐにのぼせる。ほんのり甘塩味で飲みやすい。
そして上がると恐ろしいほど汗が止まらない。こんな時に限って脱衣所に扇風機もない。うちわはあったが、扇いでも扇いでもさっぱり汗が引かない。