小田温泉静寂な森の宿山しのぶ

子連れ家族のための温泉ポイント

小田温泉静寂な森の宿山しのぶ体験レポート

古民家風の和モダンな雰囲気で高級そうな外観、高級そうなアプローチ、高級そうな受付に、洗練されてとても感じの良いスタッフ。こういうところは日帰り入浴のみはお断りというイメージなのに、500円で快く入れてくれるなんて、熊本県はいいなぁ。恵まれてる。

山しのぶの入り口

受付棟

館内は囲炉裏の燻したにおい。日帰りの場合は男女でどちらかが内湯、どちらかが露天風呂になると言われたが、それはもう片方が清掃中だかららしい。この時は女湯が内湯で、男湯が露天風呂だった。

風情ある和モダンの雰囲気

実際に内湯に行く途中で露天風呂があったのでのぞいてみたが、まだお湯を貯めている最中だった。

女湯の内湯「撫子の湯」と露天風呂「鶯の湯」の入り口の暖簾

まだお湯の貯まりきっていなかった露天風呂「鶯の湯」

脱衣所や浴室のアメニティもいろいろそろっている。ありがたい。

脱衣所のアメニティ

洗い場、シャワーはヘッドの手元で切替ができるタイプ

内湯は奇をてらわない美しさ。窓から差し込む光、窓の外の緑もお湯に映り込んでゆらゆら揺れる。浴槽の内壁とお湯の表面の接触する面に沿って析出物。

内湯「撫子の湯」

浴槽内に湯つぼがあり、その下の方から浴槽にお湯が入る。なのでお湯自体が直接汲めるし、バシャバシャと飛沫を上げて空気に触れさせ劣化させずに浴槽に注げる。ほぼ無色透明だが、わずかに粉状の濁りがあるかも。淡い茶色の粒状の湯の花も。

湯口

浴室棟

温泉はクレンジングの炭酸水素イオンから、保湿の硫酸塩イオン、保温の塩化物と全部そろった美肌のオールインワンタイプ。さらにメタケイ酸300mg越えも自慢らしい。

肌触りは滑りすぎないが、上質なすべすべ感。においは淡い焦げ臭。湯口は60度だが浴槽内では41度とちょうどよい熱さ。そのせいもあってあとを引くお湯で、なかなか上がりたくない。もう少しここにいたい。