スパ・タラソ天草

子連れ家族のための温泉ポイント

スパ・タラソ天草体験レポート

倉岳神社の天空の鳥居

この日初めて天草へ行った。

お天気に恵まれ天草の天空の鳥居こと倉岳神社、カトリック﨑津教会、大江天主堂、ラピュタの木など、観光面では満足した。が、ランチは完全に難民と化して夕方に天草を外れてからしかありつけなかったし、温泉もまた運が悪かった。

カトリック埼津協会

夫は海の「やすらぎホテル竜宮」の貸切風呂に入ることを考えていたが、行きに寄った時にはコロナ禍で時間変更、午後15時からと言われ、帰りに寄った時には営業時間内全て満室のため受付終了……に、なっていた。

大江天主堂

それで結局、天草の入口も入口にある「スパ・タラソ天草」に寄った。ここなら日帰り専門施設だし、入れてくれないという可能性は低かろう。もう黄昏時で綺麗な夕日がお風呂から見えるかもしれないし。

「やすらぎホテル竜宮」の営業終了のお知らせ札

幸いこの日は雲が出ていたため日没後も空の赤さが残っていた。この残照が消える前にお風呂に行くのだ！早く早く。

天草の夕日

「スパ・タラソ天草」の露天風呂は海一望だった。湯舟に入りながら夕焼けが見える。間に合って良かった。

スパ・タラソ天草の外観

露天風呂は加熱掛け流しとあった。既に薄暗くなっているのでお湯の色はよくわからない。少し濁りがあるようにも見える。

体温より少し温かい程度のぬるめ仕様。重曹＋塩化物泉という組み合わせで、わりと美肌には理想的かもしれない。

入館料は券売機で

お湯にも顕著な重曹のすべすべ感があり、手触りが気持ちいい。においは消毒臭があるが、それほどカルキカルキしていない。臭素＋沢水みたいなにおいもある。

内湯は一つの大きな浴槽に、効き目が弱い低周波、ジャグジー、圧注浴などがある。圧注浴は浮力風呂とあったが、浮力は弱め。

サウナ設備はミストサウナ、ドライサウナ、水風呂とそろっている。ゆっくりするほどの時間はなかったので、今回はサウナには近寄らず。

内湯に入っていたらのぼせてきたので露天に戻ってみた。もうすっかり陽が落ちて、対岸の灯りがきらきら。

「スパ・タラソ天草」は、施設は少し古くなってきているが、リゾート風の洒落た感じがあるのがいい。肌も湯上りにつるつるしっとりになる。

帰るころには真っ暗だった