山鹿温泉 さくら湯

山鹿温泉のシンボル的共同浴場

  • 所在地 熊本県山鹿市山鹿1-1 TEL 0968-43-3326
  • 泉質 桜湯浴槽(新泉源)アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)、カラン(金剛泉源)アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)、飲用(薬師泉源)アルカリ性単純弱放射能泉(低張性アルカリ性低温泉)
  • 営業時間 6:00~24:00
  • 入浴料 大人350円、子供150円
  • 定休日 毎月第3水曜日(祝日の場合は翌平日)
  • 設備等 男女別内湯、休憩スペース、観光案内所、龍の湯(旧藩主の浴室・見学用)等
  • 公式サイトURL https://yamaga.site/?page_id=1548
[2021年9月のデータ ただし営業時間、入浴料等は2022年7月のデータ]

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  • 温度★★★★★ 泉質★★★☆☆ 滑りやすい泉質なので注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★★ 脱衣所にベビーベッドあり

山鹿温泉 さくら湯 体験レポート

山鹿温泉さくら湯外観

国指定重要文化財の「八千代座」と並び、山鹿温泉のシンボルともいえる共同浴場が「さくら湯」。この堂々とした風貌。しかも現役なので入浴できるというのだから嬉しい。

山鹿温泉さくら湯の北口

「八千代座」を見学した時の入場券で50円割引になった。またこの建物内には観光案内所が併設されており、敷地内には薬師堂、龍の湯、池の間、温泉資料室、飲泉所などがある。浴室は撮影禁止なので、画像は文章とは直接リンクしないがこちらを順次紹介していきたい。

山鹿温泉さくら湯の下足箱

なお、脱衣所のロッカーは10円が必要。

山鹿温泉さくら湯の入場券券売機

浴室内はかなり広い。建物は南側と北側にそれぞれ入口があり、この時は南口を閉鎖して北口で受付を行っていたが、両方に脱衣所があり、本来どちらからでも入れるようになっていた。

館内図
さくら湯の見取り図、浴室内のしきりの形も男女で違うことがわかる

中央の浴槽は面白い形に仕切られている。男湯と女湯で仕切りの形が違うそうだ。天井は格天井、窓枠も凝っていて、本当に建築だけで素晴らしく見飽きない。

山鹿温泉観光案内所
館内の観光案内所(入口はさくら湯とは別)

また浴室の壁には広告としてのポスターが貼ってあって、昭和初期をイメージするレトロにタイプから、ガルパンのアニメポスターまである。こういうところも面白い。

さくら湯のライトアップ
夜のライトアップされたさくら湯

お湯は無色透明ですごくにゅるとろんとしている。ウナギを素手でつかんだような手触り。にゅるにゅるする温泉が好きな人なら絶対気に入る。お湯の下流の方には少し粉状の湯の花や泡がある。お湯の表面には油膜のようなマーブル模様も少し。

さくら湯の夜のイベント
イベントを行っていたので、さくら湯隣の池の間で演奏中

源泉は浴槽、かぶり湯、飲泉所とでそれぞれ異なる3本を使っている。受付の人に伺うと、それぞれ警察署の隣、金剛乗寺、敷地の薬師堂のところで湧いているという。

薬師堂の門
薬師堂の門
薬師堂
源泉の一つが湧く薬師堂、昔、山鹿温泉が枯れかけた時に建立された

さくら湯とは少し離れたところに建つ金剛乗寺

飲泉は南側の脱衣所の方と、外の薬師堂の近くにあるが、舌触りがまったりしたテクスチャーにほんのりとゆで卵臭がしていた。

さくら湯の外の飲泉所
外の飲泉所

お風呂の温度は高すぎず、長くのんびりと入れる感じ。入りながらにゅるりとした感触を楽しむ。そして湯上りは時間が経ってからじんわりと効いてくる。これが山鹿温泉か。

藩主の御前湯、龍の湯
藩主の御前湯として作られた龍の湯(見学用)
龍の湯の天井の龍
天井には龍の絵が描かれ、これがお風呂のお湯に写るとか(絵は複製)
龍の湯
天井は和風なのに浴槽は意外と洋風
池の間
イベントなどに使われる池の間
夜の山鹿温泉さくら湯
夜の山鹿温泉さくら湯

近隣の子連れ遊び場情報

  • 山鹿観光いちご園
  • 鹿央古代の森公園