新安並温泉 四万十の宿

四万十川河口の宿にして日帰り温泉

  • 所在地 高知県四万十市下田3370 TEL 0880-33-1600
  • 泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉) 源泉名:新安並温泉
  • 日帰り入浴営業時間 4月~10月 6:00~21:00、11月~3月 6:30~21:00(最終入館20:30)   
  • 入浴料 大人750円、 小人400円
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、サウナ、水風呂、レストラン等
  • 公式サイトURL  https://www.shimantonoyado.co.jp/
[2023年11月のデータ ただし営業時間、入浴料等は2025年2月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆ 温度は適温、露天風呂は塩分濃いめなので長湯に注意
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッドあり

新安並温泉 四万十の宿 体験レポート

四万十の宿の外観
四万十の宿の外観

「そもそもここ、温泉なの?」と聞く私に、四国八十八ヶ所巡りの途中で寄る温泉をスケジュールに組み込んでいた夫は「温泉のはず」と、どことなく心もとない返事。

四万十の宿の館内図
館内図

そんな調子だったので、期待せずに入館。分析書を見ると、源泉温度が25.0度とマジでギリギリで天然温泉の条件をクリアしてる。メタケイ酸が特に多いわけでもないし、あと0.1度温度が低かったら、ただの地下水にされかねん。

四万十の宿の館内

ただし、pHは9.8とかなりのアルカリ性。これがいい仕事をしている。おかげでかなりのにゅるにゅるした手触りが楽しめる。においは塩素消毒臭だがそれはしかたない。加温も循環もしているから。

四万十の宿

さらにおもしろいのは露天風呂が開き直って、温泉じゃなくて海水を入れていること。海水は地中から湧いていないので天然温泉扱いにはならないが、成分的には十分濃い目の塩化物泉と同じだから。

奥が温泉
この奥が温泉施設

だから、内湯のにゅるにゅる温泉と、露天のぽかぽか海水で交互浴したりもできちゃうわけだ。興味深い。

温泉入口の廊下
温泉入口の廊下

ちなみに内湯の湯口はがっちりガードしてある。透明なプラスチックでお湯の表面辺りまでガードして、直接お湯に触れることができない。これは湯口からも循環湯を出しているという意味だろうか?

浴室の暖簾

露天風呂の海水も循環しているようで、こちらも塩素消毒臭がする。しかし高張性の塩化物泉なみの濃さだから、入るときにちょっとビリビリと刺激があるだけでなく、上がると肌がちりちりする。相当なちりちり。

四万十の宿のお土産売り場
お土産売り場

他に和漢生薬系のブレンド葉っぱを大きなお茶パックに入れた薬湯と、サウナと水風呂があった。サウナはそこまで熱くないが、そこそこ綺麗でしかも誰もいない。

窓越しの四万十の宿

水風呂はにゅるにゅるしないから温泉ではない。ととのいイスはリゾートのプールサイドにあるような寝転がれるタイプのものが、ただっ拾い露天風呂のスペースに2つだけあった。足を伸ばせるのは贅沢で嬉しいが、こんなに無駄にスペースを使っていていいのか。

夜の四万十の宿
上がるころには夜に

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