子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 温度は適温、泉質は心配なし
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッドあり、休憩室あり
子連れ家族のための温泉ポイント
最初に断っとくけどこの施設は全然いい写真撮れなかったんで、建物が写っているの以外は全部「中津渓谷ゆの森」じゃなくて「中津渓谷」の写真だから。いいよね、別に。だって公式サイトのTOPにドーンと載ってるのも中津渓谷の写真だし。
別に「中津渓谷ゆの森」がビジュアル的に美しくないわけではない。むしろ露天風呂からの景色なんぞかなりいい感じだぞ。単に大混雑していたのでロビーや廊下の写真も撮れなかったし、撮った写真も何故かピンぼけばかりだった。そりゃ自分の腕のせいか。
混雑していたのも無理はない。11月だがまだ紅葉がうっすらと残っていた。中津渓谷は簡単にアクセスできて簡単に歩ける万人向けのアウトドアスポットだが、想像していた以上に景観は素晴らしく、見応えがあった。ただし、子連れだったら絶対に手を離さないのが吉だろう。手すりのない石橋など、渡るのにちょっとドキドキする。
ああ、いや、だから中津渓谷の話を書くわけじゃなかった。ゆの森だ。温泉だ。温泉について書くのだ。
中津渓谷ゆの森は、景勝地「中津渓谷」の入口に建つ温泉施設だ。宿泊もできるが、日帰り温泉としても手広く商いをしている。入口に入浴料の自販機があるような温泉なわけだ。だいたい中津渓谷を散策した後にここで汗を流すのが定番なのだろう。
内湯は洗い場の向かいの窓際に「く」の字型の浴槽。窓の外は鮮やかなオレンジに色づいた紅葉がそれは見事で、さらに浴室の湯気が差し込む日差しを天使のはしごみたいに幻想的に見せていて、えらく感動的だった。
(写真でお見せできないのが残念)
露天風呂は四角く、斜め前方が開けていて山が見える。一部は簾で反対側から見えないように工夫してある。
お湯はとろみと泡付きが少し。露天風呂は浴槽の中からジェット状態にしてお湯を入れているため、小さなパール状の泡がたくさん体に付く。光に透かすとジプサムのプリズムが見える。さらに微細な粒状の湯の花が表面とお湯の上層部にたくさん浮いている。
無色透明で消毒のカルキ臭が強い温泉だが、景色は良いし、湯上がり妙にあったまって汗が止まらない。これは湯上がりのアイスが美味しいやつ。