子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★★★ ちょっと熱めだった
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★★☆ 足湯なので、周りを水浸しにしなければ問題なし
子連れ家族のための温泉ポイント
妙な看板に惹かれて、なりゆきで田野浦の観音様を訪ねた。ご住職は大変に楽しい方で歓待してくださった。どうして東京からの観光客がわざわざこんな山の中のへんぴなところへ?と尋ねられたが、そりゃあご住職が道沿いに設置したと思われるあの看板のせいでしょ。
そして山を下る前に足摺食堂や景勝地・臼碆(一番上の写真)、大月の観音岩、柏島などの観光情報もいろいろ教えてくださった。その一つが白山洞門前の万次郎足湯。
足摺岬は足摺半島の最先端。ほぼ四国の南端。補陀落進行による補陀落渡海が行われてきたところでもある。波打ち寄せる断崖絶壁は、曇天の日だからこそ美しさよりも厳しさを感じる。
そんな足摺岬はジョン万次郎推しで、万次郎の銅像やらポスターやら。この無料休憩所兼足湯施設「万次郎足湯」もまたしかり。
ちなみにジョン万次郎とは日本が鎖国していた1827年生まれの土佐出身の漁師で、14歳の時に遭難、無人島生活をしていたが、アメリカの捕鯨船に救助され、帰国後は通訳などで活躍する。柔軟で頭脳明晰な人物だったのではないだろうか。
万次郎足湯は綺麗な施設だが、平日だったためか誰もいなかった。車は道向かいに停められたが、広い駐車場があるわけではない。
真っ正面に白山洞門が見えるのは素晴らしい。いい場所に足湯を作ったなーと思う感じ。屋内なので天候に左右されることもなく、ゆっくり足湯を利用しながら休憩できる。
タオルは100円で売っているが、温泉ファンは常に持ち歩いているから買わないよ。お湯はちょっと熱め。他にお湯には特筆することは無し。
ここから見る白山洞門はハート型に見える角度じゃないけど、女神の横顔はばっちり見える。あんまり女神って雰囲気じゃないけど。どっちかというと、まぶた厚めの女の子の横顔っぽいね。サザエさんとかに出てきそう。白山なのだからあの海の女神様は、縁結びに御利益ありの菊理媛尊(くくりひめのみこと)様であらせられますかね。