子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度はぬるめ適温
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ (乳児ではなく)子供と遊びに行くのに向いた施設
子連れ家族のための温泉ポイント
昔からめちゃめちゃ有名なところ。テーマパーク温泉とか、アミューズメント温泉と言えば真っ先にここを思い出す人も多いのではないか。私も過去2回ぐらい行ったことがあって、初めて行ったときにはコーヒー風呂にびっくりした覚えがある。コーヒーのカフェインが肌を刺激して、なんらかの効果があるといった説明が付いていたと思うんだけど、2018年に取材で訪ねたときには、広報担当の方に「えっ?」って言われたので、カフェインなんちゃらの説明は、遠い昔に撤去されたのか、あるいは私の思い違いだったのかもしれない。
そんな感じであまりにも有名だったし、一方では昔からあるからもうかなり老朽化しているのではないかとも思った。でも実際に足を運んでみたら、思ったほどには痛んでいなかった。私が最初に行った時からかなりリニューアル、メンテナンスしているそうで(私が行ったのどんだけ昔なんだよ)。
箱根小涌園ユネッサンには、水着着用の屋内エリアと屋外エリア、それから裸浴の森の湯という三つの施設がある(森の湯についてはこちら)。
屋内エリアと屋外エリアは普通に繋がっていて、自由に行き来できる(森の湯は別棟で着替えないと行かれない)。屋内エリアは巨大浴槽ともプールともつかない「神々のエーゲ海」を中心に、本格コーヒー風呂、ワイン風呂、緑茶風呂、酒風呂、ドクターフィッシュ、水着で食べられるレストランなんかがある。
一方、屋外エリアはウォータースライダー「ロデオマウンテン」を中心に、洞窟風呂、ジャングルジム、滝の打たせ湯、そして絶景露天風呂がある。雨や冬期でも屋内が心配ないのは言うまでもないが、降っていても寒くても屋外も温水プール的に営業している(悪天候時を除く)
ロデオマウンテンには順番を待っている間、あったまっていられるお風呂が近くにあるのが、ちょっと優しい気遣いポイント。
また、ジャングルジムの近くにも、子供の様子を見ながら親が入っていられるジャクージがあるのが、ちょっと嬉しい気遣いポイント。
使用している源泉は森の湯とはまた別という話だったが、掲示された分析表は森の湯と同じ蒸気造成泉と、それとは別の小涌園20号源泉。ただしこの20号源泉は「展望露天風呂」と明記してあったので、それ以外の浴槽は基本的に森の湯と同じなのかもしれない。
もう一つのポイントは、ここは写真撮影が可能だということ。まあお風呂じゃなくてプールだと思えばそんなに不思議ではないかも。結構外人さんが動画撮影したりしていたよ。
というわけで、家族や友達と(あるいはカップルで)遊ぶにはいいと思う。お値段は高めだが、箱根価格で考えるとバカ高くはない。それに夕方からの割引クーポンなどもあるから、公式サイトをチェックしてからでかけた方がいいかも。
ちなみにコーヒー風呂やワイン風呂に、イベント的に定時に入れているのは本物のコーヒーやワイン。コーヒーはアートコーヒーで、ワインはサッポロワイン、酒風呂の酒は合同酒精のもの。
思わずワイン風呂に本物のワイン入れて、入浴した子供が酔っ払わないんですか?なんてアホな質問してしまったが、問題になるほどの濃度ではないようで。
箱根小涌園ユネッサンを取材して記事にしています。よろしければあわせてご覧ください。
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