箱根温泉郷 芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿本館

芦ノ湖畔のプリンスホテル系日帰り温泉

  • 所在地 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139 TEL 0460-83-1121
  • 泉質 カルシウム・ナトリウム―硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉) 源泉名: 蛸川温泉
  • 営業時間 7:30A.M.~8:00P.M.
  • 入浴料 大人1,980円+入湯税50円、小学生1,100円、幼児(3歳以上)550円
  • 温泉設備 男女別浴室、男女別露天風呂、休憩室等
  • 公式サイトURL https://www.princehotels.co.jp/ryuguden/
[2019年5月のデータ ただし入浴料、営業時間等は2020年3月のデータ]

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  • 湯温★★★★☆ 泉質★★★★★ 温度は適温
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所におむつ換え台あり

箱根温泉郷 芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿本館 体験レポート

箱根園
箱根の西武系エリア箱根園

最近は箱根フリーパスで箱根を回ることの多い私は、真剣に西武の版図である箱根園や龍宮殿にどうやって行けばいいのかわかっていなかった。2019年の箱根スイーツコレクションでザ・プリンス箱根芦ノ湖に行ってようやく行き方がわかった。

芦ノ湖のプリンスホテル系シャトルバス
芦ノ湖のプリンスホテル系を循環するシャトルバス

箱根神社前のバス停からちょっと坂を登ったところに西武系の施設を巡る無料シャトルバスのバス停がある。それに乗れば龍宮殿まで連れて行ってくれる。

龍宮殿の外観
龍宮殿外観

龍宮殿は建物がまたすごい。本当に竜宮城のようだ。実は浜名湖の弁天島に昭和13年に建てられた「浜名湖ホテル」という豪華ホテルを移築したのだ。それでこの建物は登録有形文化財なのだ。

龍宮殿の玄関

館内もすごくて、2階にはギャラリーがある。2階に至る階段と電灯がめちゃくちゃかっこいいのだが、この階段を上るためには別途ギャラリーの入場料を払わなくてはならない。入浴した人は300円とそれでも高いが、ギャラリーだけだと600円もする。

ギャラリーに至る階段
ギャラリーにいたる階段

龍宮殿の入浴料自体が箱根の標準と比較してもお高いのに、ますます高いじゃないか!ここは無料にしとかないとあんまりお客さんがギャラリーに来てくれないんじゃないの?(しかもギャラリーは撮影禁止だしなぁ)

ギャラリーの天井

そういうわけで建物は古いが、ロビーは床暖房など設備は新しい。

龍宮殿の館内

これだけの外観だから浴室も竜宮城みたいかしらとちょっとわくわくしながら入ったが、残念ながら浴室はいたってシンプルだった。入浴料からすると(まだ言ってる)思ったほど大きくない。

龍宮殿の廊下

内湯も露天風呂も長方形の石造り。露天風呂は手前に段差をつけて奥の正面に芦ノ湖。芦ノ湖側の縁はお湯を溢れさせ、下で集めて循環するしくみ。

龍宮殿の温泉暖簾

ここの名称は「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」と言うだけあって、芦ノ湖はよく見える。湖越しに富士山が見えるあたりに「絶景」の由縁があるのだろう。まあ今日はちょっと雲が多いかな。

龍宮殿の休憩室
龍宮殿の休憩室

温度は内湯がちょっとぬるめで露天風呂はちょうど良かった。湯口のお湯は間欠泉のように定期的にザバザバと出て、その後シーンとおとなしくなる。

龍宮殿の休憩室

お湯の色は無色透明。たまに白い粉状の湯の花が湯中に。キシつくがある点を超えるととたんにするすると滑る。塩素消毒のにおいはいたしかたなし。といっても湯口はあまりにおわない。底からも注入しているのでこちらからかな。湯上がりは乾くとパウダーをはたいたみたいなサラサラ感が感じられた。

龍宮殿の畳みの休憩室

とても綺麗な女性用の休憩室と男女兼用の休憩室があったが、どちらも誰もいなかった。結局、ギャラリーも入場料を払って入ってみた。北原白秋特集で、白秋作品の載った子供向け雑誌やドールハウスを使った再現シーンなどがあってそれなりに楽しめた。

ギャラリー龍宮殿の入館証
ギャラリーの入場料を払うと渡される入館証

箱根温泉郷 芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿本館へのアクセス(地図)と口コミ

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