子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★☆ 泉質★★★☆☆ 温度は適温
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
仙石原の福島屋に予約をしていて、チェックイン前に時間があったので近くのマウントビュー箱根に寄ってみることにした。箱根登山バスを「仙石原文化センター前」で降りると目の前。同じバスから外人さんがぞろぞろ降りてきて、みんなマウントビュー箱根にチェックインした。
フロントの雰囲気など大きなホテルという感じではないが、なかなか綺麗。日帰りの受付は館内の売店が担当していて、入浴料はまず1,300円と言われたが、タオル持参なら1,100円とのこと。箱根の日帰り料金としてはスタンダードな価格帯。
また入浴時間は90分以内と言われたが、まあ普通に入って90分以上は掛からないと思う。
ここは「にごり湯の会」というところに入っていて、露天風呂は乳白色の濁り湯。ホテル名に「川湧の湯」と入っていることから、もしかして独自源泉なのだろうかと思ったが、分析表は大涌谷の蒸気造成混合泉2号泉だった。
大涌谷の造成泉なら濁っていて当たり前か。
露天風呂のお湯は青灰色。表面にお湯の流れに沿って粉状のマーブル柄が浮いている。体を沈めると全体的にミルキーな白濁りに包まれ、足の先までは見えるか見えないか。
造成泉らしい軽さがあり、肌触りは少しきしつき表面は滑る。薄いマッチ臭がして、底に白い粉状の湯の花が沈んでいる。濁りで深さがわかりにくいが、段差があるのは奥の手すりのところだった。
湯口は高いところにそれらしい岩があるが、ほとんど出ていない。岩の下がぬれているからやっとそうとわかるぐらい。湯口の下にはパイプがあり、ここも出ているのかわからない。その隣にもう一つパイプがあって、ここからは熱いお湯が出ている。
温度はぬるめだったので、出たときはひんやり、その後にぽかぽかと中から温まってくる感じ。鮮度感はあまり感じられなかったが、湯上がりは硫黄臭くなるし温泉らしさははっきりしている。
なお、内湯は地下水を汲み上げたマイナスイオン水で温泉ではない。しかし湯口は白い析出物がついていて水道水とは違う。