鶴巻温泉弘法の里湯

子連れ家族のための温泉ポイント

鶴巻温泉弘法の里湯体験レポート

市営の温泉にしては高い！というのが第一印象。しかも駐車場代が別というあたりも風当たりが強い原因になっているようだ。

といっても私は電車で来たので駐車場は関係ない。小田急線鶴巻温泉駅から徒歩2分、急げば1分を切る、この利便性が料金に反映されているのかも。だいたい観光地料金だしね。大山や丹沢にハイキングに来た人が寄るような立地だからしょうがないのかも。

外に足湯と足洗い場があるのも登山客向けっぽい。

弘法の里湯の休憩室

施設もとても綺麗。1階に食事処があり(2019年2月にそれまで入っていた蕎麦屋が撤退して、他の店が入る予定と聞いた)、2階に休憩室。

弘法の里湯の貸切風呂

浴室は檜の里湯と石の山の湯が奇数日、偶数日で男女入替えになる。もともとこの弘法の里湯が建っている土地は、周辺のマンションなども含め光鶴園という大きな旅館の敷地だった。弘法の里湯ではこの旧光鶴園の源泉を露天風呂に、新たに掘削して得た新源泉を内湯と貸切風呂につかっている。

なお、新源泉はここだけじゃなくて近隣の他の宿でも引いている。

新源泉の方が深いところから汲み上げているが、濃度は旧源泉の約2倍、メタケイ酸だけは旧源泉の方が少し多いが、温度も新源泉の方が高い。といっても両方、浴用には加熱が必要な温度だが。

どちらのお湯も無色透明。においはなんというか…糊みたい。それと塩素消毒臭が強い。

肌触りはちょっと面白い。ぎっしぎしと滑りが悪いのを通り越して、逆に吸い付くよう。さすがはカルシウムが多いと評判の鶴巻温泉。

非加水で加熱循環仕様。しかしこの温泉はがっつりと入った感があるね。

お湯は飲むなという表示があるが、露天風呂はしょっぱい上に苦い。内湯はしょっぱさすら感じないほどに猛烈に苦い。湯上がりはもう汗が全然止まらない。自律神経おかしくなったかと思うほど。