稲村ヶ崎温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

稲村ヶ崎温泉体験レポート

湘南の海と江ノ島

鎌倉・江ノ島・湘南あたりを観光して、帰りに寄れる天然温泉があるとは知らなかった。それも黒湯でにゅるるんにゅるるんのお湯。掛け流し浴槽まである。

渋滞する国道と奥に稲村ヶ崎温泉

場所は鎌倉海浜公園の向かい。国道を挟んですぐ海。サーファーや海水浴客にも需要があるだろう、立地はとても良いからその分入浴料はお高め。

鎌倉海浜公園から見下ろす稲村ヶ崎温泉

元々このあたりは砂浜で鉄を産し日本刀を作った話もあり、砂金も採れたとか。そして温泉に金が混じることもあるので黄金の湯と呼んだそうだ。しかし金色と言うより真っ黒にしか見えん。沈めた二の腕まで見えないほど黒い。湯口から出るお湯を見れば、黄色っぽいと言えないこともない。

稲村ヶ崎温泉の外観

掛け湯槽の掛け湯が冷たくてびっくり。どうも源泉っぽい。源泉は冷鉱泉なので温度が低いのだ。

稲村ヶ崎温泉のお地蔵さん

内湯は眺め良し。大島と富士見という二つの浴室は1週間交代で男女が入れ替わる。この日は女湯が大島の方だった。

稲村ヶ崎温泉の説明

もうとにかくここのお湯は黒くてにゅるにゅる。かなりスゴい。面白いくらいに滑る。モール系で重曹って感じか。においも弱いモール臭に何か魚の煮物のような美味しそうなにおいがプラスされてる。

稲村ヶ崎温泉の自販機

手触りに関してはとろみがあるわけではないが、お湯から出ても水分が残っている間は猛烈に滑る。ジェルを引いたみたい。

稲村ヶ崎温泉の靴箱

窓のルーバーはもう少し角度をつけてあれば、外からは見られず、中からは外の海が見られそうなのにな。内湯はお湯に浸かった状態で江ノ島や稲村ヶ崎の海岸線のカーブが見える。きっと夜景も素晴らしかろう。窓際に段差があって、そこに座って景色が見られるのがなお良い。

稲村ヶ崎温泉の階段

段差に立つな、窓の外に出るなと注意書きはちょっとうるさいが、しかたないか。

稲村ヶ崎温泉の浴室暖簾

水風呂は掛け流しだが、掛け湯槽同様、ほぼ溜め湯になっている。温度は22度ぐらいでかなり冷たい。露天風呂は40度程度とゆっくり入れるぬるめ。ただし囲われていて風情はなく、屋根もないので今日のように雨の日は辛い。

稲村ヶ崎温泉に併設されたレストランMAIN