紫尾温泉 神の湯

神社に湧く湯の共同浴場

  • 所在地 鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾2165 TEL 0996-59-8975
  • 公式サイトURL http://shibionsen.web.fc2.com/shibi_kuyu.html
  • 泉質 単純硫黄泉(低張性、アルカリ性、高温泉)
  • 営業時間 5:00~21:30
  • 日帰り入浴料 大人(中学生以上)200円、小人(6歳以上小学生)100円
  • 定休日 なし
  • 設備等 男女別浴室、休憩室、足湯、飲泉所
[2014年12月のデータ ただし営業時間・入浴料は2015年8月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 滑りやすい泉質なので注意
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 

紫尾温泉 神の湯 体験レポート

紫尾温泉神の湯の外観・入口 あおし柿の貼紙
紫尾温泉神の湯外観と名物あおし柿の貼紙。神の湯外観の画像はクリックで拡大。

 紫尾温泉の共同浴場は神ノ湯という。
 なんと紫尾神社の拝殿の下から湧いているって言うんだよね。
 そりゃあ有り難い恵みの湯だな。神ノ湯の名前も伊達じゃない。
 建物も神社と同じようなつくりで、屋根には交差した千木が載っている。

 旅籠しび荘に立ち寄り入浴して、まだ少し時間があったので、斜め向かいの共同浴場神の湯にも入っていくことにした。
紫尾温泉自体がかなり鄙びていて、かつ田舎道をかなり走ってきた先にあったので、まさかこの共同浴場がそんなに混んでいるとは思わなかった。
 そう、この鹿児島旅行で一番混んでいた温泉がここ。
 超有名どころのたまて箱温泉ですら、がらっがらだったのに、どっからこんなに入浴客が湧いてきたんだろうと思うくらい。

 客層も小さい子連れ、若い男女、お年寄りまでさまざま。
 とにかく共同浴場にしては若い人の姿が目立った。なんとなく地元でも旅行者でも無く、車で少し走った辺りから来ている人が多そう。

 入浴券の自販機には地区住民の割引あり。
 施設自体は比較的綺麗で新しい。
 外には足湯もある。

紫尾温泉神の湯の足湯 紫尾温泉神の湯の足湯のお湯
神の湯に併設された足湯

 通りに面した入口の小ささからすると中は大きく、浴室も広々としているが、浴槽が大きいので浴室の多くを浴槽が占めている感じになっている。
 壁と窓に接している長方形の浴槽で、壁にも窓にも接していない角だけが丸めてある形。
 そしてその長方形の浴槽の窓際の一部が仕切られていて、一応二つの浴槽がある形になっている。
 浴槽の縁はごましおの御影石。

 浴槽の大と小は温度はそんなに変わらない。一応気持ち大きい方がぬるいか、その程度。
 両方ともお湯はすごくぬるぬるする。オイルを引いたみたい。
 今日はみどり荘、城山長寿泉、この紫尾温泉とぬるぬる系が続いたが、この神ノ湯がダントツ。
 どのくらいかというと羽根沢温泉を髣髴とさせるぐらい。

 もうね、すべるすべる。ずるんずるん。
 床は恐ろしさのあまり、そろりそろりとしか歩けない。

紫尾温泉神の湯の入浴料自販機 紫尾温泉神の湯の受付
神の湯の入浴料自販機と受付。受付の画像はクリックで拡大。

 大きい浴槽はそうでも無かったが、小さい方は黒い湯の花がいっぱいあった。大きめの消しゴムかす位のがたっぷりと。
 入った時は軽めに感じるが、上がった後に急にどっと来るものがある。思ったよりヘビーなところのある温泉。

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