夏油高原温泉郷美人の湯瀬美温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

夏油高原温泉郷美人の湯瀬美温泉体験レポート

手前にキャンプ場があったので、キャンプの人も立ち寄り入浴に使うんだろうなと思って、それなりに無骨な宿をイメージしたらなかなか瀟洒な雰囲気。入り口横に鳥居と小さなお社があり、玄関には巨大な鬼の面？

この面は鬼剣舞（おにけんばい）といって岩手県の念仏踊りに使われるものなのだそう。赤青白と3色を季節によってすげかえるそうだがこの時は青い面がかかっていた。

青い鬼剣舞

館内は迷路のようにくねくね。お風呂は複数あるが、この時は混浴露天風呂の「美人の湯」はコロナで休止中だった。

瀬美温泉のロビー

また大浴場の手前にあった男女別の「夢の湯」は、2時を回って既に宿泊者専用タイムに切り替わっていた。こちらも残念。

ぬるめの夢の湯は立ち寄り時間が終了してしまった

そうするともうお風呂の選択肢は1しかない。一番奥の渓流沿いにある男女別の内湯＆露天風呂だ。こちらの名称は男女ともに内湯は「長寿の湯」、露天風呂は男湯が「四季の湯」、女湯が「せせらぎの湯」だった。

内湯から見てガラス越し正面にドーンと露天風呂があるのがわかったが、なんだか青く見える。気のせいじゃない？？

なんか内湯の正面にある露天風呂が青く見える

その理由は入ればわかった。なんか露天風呂全体に青いネットが掛かっている。こんなの初めて見た。

女湯の内湯（長寿の湯）

お湯は無色透明で、特に内湯はにゅるとろの手触りが凄い。さすがは美人の湯と言うだけある。お肌の角質が全部溶けて流れそうだ。妙に爽やかなにおいがするがもしかして消毒臭？（一応掛け流し）

青いネットが張られた露天風呂

露天風呂は川に向かって張り出し、屋根付きで広さも十分にある。内湯ほどはとろりとしないが、それでもかなりのにゅるとろぶり。少しだけ泡付きもある。

男湯の内湯（長寿の湯）

源泉自体はそんなに熱くないので、内湯も露天も湯口の他に浴槽内から少し熱いお湯を注入している。そして全体的には適温そのもの。ごくわずかに塩味と苦みの感じられるお湯で、白い粉のような湯の花が浮いている。

そしてこちらが男湯露天風呂、蚊帳感がすごい!?

しかしこのネットは笑う。非常にロケーションの良いお風呂だけに違和感が凄い。後で男湯の写真を見せてもらったら、完全に蚊帳！たぶんアブ除けなんじゃないかと思うけど…