子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆ 小さい方の浴槽は加水可
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッド代わりになるベンチあり
子連れ家族のための温泉ポイント
とてもラッキーなことに、通りかかったときに再開していた。2017年12月にいったん廃業して、翌年6月にリニューアルオープン。私が訪ねたのはその年の7月。
写真の看板では「白山杉の子温泉」と書かれているが、2019年現在「白山すぎのこ温泉」とひらがなになっているので、たぶんもう看板も書き換えてある。この時の看板には「足湯」の文字もあるが、元々あった足湯は今は手が回らなくて、管理人は再開するかどうかわからないと言っていた。
外観はあまり温泉らしくない。どちらかというと小規模な工場みたいな。
でも中に一歩入るとすごく綺麗だった。さすがにリニューアルしたて。新しい木のにおいがして、どこもかしこもぴかぴか。まだまだオープンしたばかりで、工事中も使える部分は時間で区切って常連さんの入浴を受け付けていたそうだ。工事と営業を併行して今に至るらしい。
休憩室から脱衣所まではとにかく真新しかったが、浴室は昔のままだそうで、いい感じに年季が入っている。
木の浴槽は箱状。一般的な檜の浴槽なんかと比べると浴槽の壁が薄くてとても箱っぽい。浴槽は中で大小に仕切られていて、両方に湯口が付いている。小さい方は浅めで多い方は少し深く段差あり。
投入される湯量は大小同じぐらいに見えたが、入ってみると大きい方はお湯が熱く、小さい方はぬるめ。実は小さい方にだけ加水用の蛇口が付いていて、常連さんによると誰かが先に加水したのでぬるくなったらしい。これは女湯の話で、男湯はめちゃめちゃ熱かったらしいけど。
滑らかな手触りとどこか甘いにおい。手触りはまるで肌の上に1枚ベールをまとって滑られているかのよう。
ほぼ無色透明のお湯。すぐに温まり、それから汗が引かない。ただしそれはあまりべとつかない感じ。
再開したばかりだったので、東京から来たと聞くと施設の人たちはとても喜んでくれた。私も縁あって立ち寄ることができて非常に嬉しい。