子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆ 濃い塩泉なので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ ベビーベッドあり、休憩室あり
子連れ家族のための温泉ポイント
ひょっこりひょうたん島?と思わず聞き返したくなる名前の「ひょっこり温泉 島の湯」は能登半島にある。ちょうど半島の形を何かの生き物が口を開けているようすに例えれば、ベロにあたるのがこのひょうたん温泉のある能登島。
一帯は能登島マリンパーク海族公園で、風光明媚なところ。島だけど、道路は繋がっているので橋を渡って行かれる。
日帰り温泉の島の湯は目の前が海水浴場なので、とにかく家族連れが多い。海水浴からそのまま移動してくる客が多いから、入口には「水着では入場できません」「はだかでは入場できません」、以下「ぬれた服で」「バスタオル巻で」…。
もうどんだけ砂浜からそのまんま入る人が多いんだか。
今は7月だが、5月から機械の故障で休業中で、今日からまさに再開したばかりだった。ラッキー。
浴室は洋風と和風とあり、女湯はこの時洋風。内湯の大きい浴槽は、中央から勢いよくお湯を出していて、お湯は無色透明でかなりしょっぱ苦いタイプ。海の水みたいだ。
このほかに、水道水を湧かした真湯(白湯)のジャクージ、圧注浴がある。ちなみに圧注浴は噴出口を背中側に当てると、掴まるところがなくて流されそうになる。
寝湯がジャスミン風呂になっているのも驚き。だって寝湯だよ。
洋風の露天風呂は縁を丸めた角のない形。カラフルで小さめの丸タイルをぎっしりとはめ込んだレトロなタイル風呂。なんというか、見た目がとてもプールっぽいお風呂。みんながハダカで入っているのが不思議に思えるほど。
この露天風呂からは海や小島が見えるという触れ込みだったが、これは立ってようやくという感じ。露天風呂は直射日光が当たるせいか、透明に見える内湯と違って黄色みが強い。
まるで海の水を湧かしたような印象の温泉だったが、海とは違って肌触りはべたべたしない。どちらかというと、きしきしサラリ。ちっちゃい姉妹が何組もいて、小さくてもかいがいしく妹の世話をやいているところなんて見ると、もうかわいいなーと思う。うちの娘たちも昔はあんなだったっけ。