子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆ 湯口近くは熱めなので注意
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 貸切風呂あり
子連れ家族のための温泉ポイント
加賀温泉郷の宿泊を、山代温泉 みどりの宿 萬松閣に決めたのは二つの理由があった。
一つは比較的お手頃値段のわりに良さそうだったから。ただし最初は連休の土曜日に泊まるつもりで探していたが、この宿は金曜に泊まるか土曜に泊まるかで1人4000円ぐらい宿泊料が違ったので、むしろ泊まる日をずらした方がオトクなんじゃ?と考えて実行した。今回のルートで他に日程でそこまで金額の変わるところはなかった。
もう一つは写真で見た感じ、お風呂の雰囲気が良さそうだったから。なのに後で気づいたのは写真は男湯だったということ。そして男女入替えは無しだった。まあ女湯も雰囲気良かったから大きな問題ではない。
まずカーナビに従って到着するとちょっとばかし廃墟のようなところに着く。予想しない展開に思わず悲鳴。ちょっと、ちょっと、綺麗な旅館じゃなかったのー?
なんかの間違いかと思ったら、本当に間違いだった。
実は萬松閣は山を削って建てた旅館で、そこは昔の正面玄関。現在は使っていない設備だと知る。ああビックリした(そこの写真は割愛)。
そして現在の玄関に行くには、ぐるっと他の道を回らないといけないのだった。
一見いかにも大型観光バスが来そうな大旅館に見えるが、客室数は50室とそれほどでもない。さっきの旧玄関のあたりなどもう使っていない棟があるのだろう。
半数強の30室が見晴らしの良い部屋で、眺めは確かに一級品。温泉の熱を利用した陶板浴施設などもある。最近、陶板浴人気じゃん。私は息苦しくないので岩盤浴より好き。
大浴場の投入源泉は加温、加水しないことを女将のモットーにしているそうで、温泉100パーセントなのは間違いない。ただし大きな浴槽を適温に保つ目的で、浴槽内では濾過・温度調整が行われている。
源泉は山代の総湯と同じ1号源泉。湯口からは源泉。ここには飲泉用のひしゃくがあり、味は淡い塩味+出汁味。料理に使えそう。
お湯は無色透明。広い浴槽は全体的に熱めで、湯口の近くはかなり熱い。だから飲泉のために近づくときはアチッとなったらどうしようかとドキドキした。
湯上がりは後からわずかにコーティングしたようなつるつるした手触り。
泊まってみての感想は、まず思っていたよりずっと眺めが良かった。それからお風呂の雰囲気も良い。食事も美味しかった。
温泉付きの客室がいくつかあり、そちらのお湯は完全な源泉掛け流し。お湯にこだわる方にはこちらをオススメしますという話だったが、この場合必要なのはお財布との相談かも。
山代温泉 みどりの宿 萬松閣は取材して記事にしています。特にお部屋や食事に関しては記事の方に詳しく書きましたのでぜひご覧ください。⇒山代温泉「みどりの宿 萬松閣」は加賀平野一望!眺望自慢の宿