五浦温泉 五浦観光ホテル 別館 大観荘

茨城の海一望絶景露天風呂といえばここ

  • 所在地 茨城県北茨城市大津町722 TEL 0293-46-1111
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム―塩化物泉(高張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:五浦観光ホテル1号源泉
  • 立ち寄り湯営業時間 11:00~15:00(最終受付14:30)
  • 日帰り温泉入浴料 大人1,000円、小人500円
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、休憩室等
  • 公式サイトURI https://www.izura.net/
[2021年4月のデータ ただし入浴料、日帰り温泉営業時間等は2022年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆   温度は適温、塩泉なので長湯に注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★★  ベビーベッド、ベビーチェアあり

五浦温泉 五浦観光ホテル 別館 大観荘 体験レポート

五浦観光ホテル 別館 大観荘の外観

明治・大正時代の思想家 岡倉天心が設計・思索にふけったとされる五浦の六角堂。ここからほど近い岩壁に建つのが五浦観光ホテル 別館 大勘荘。

ロビーのお茶とお菓子のおもてなし
ロビーでのお茶とお菓子タイムがある

なお五浦観光ホテルには本館と別館とあって、海の見える露天風呂が有名なのもこちらの別館 大観荘の方だ。

五浦観光ホテル 別館 大観荘の館内

本当はどちらかに泊まれば両方のお風呂に無料で入れるようなのだが、あいにくと私が別館 大観荘に泊まった日はボイラーをメンテナンスする日だとかで、本館のお風呂に入れなかった。めちゃめちゃ残念。本館別館は徒歩5分の距離にあり、泉質は同じだが源泉は異なるもよう。

五浦温泉ホテル 別館 大観荘から見る六角堂のライトアップ
五浦温泉ホテル 別館 大観荘から見る六角堂のライトアップ

五浦観光ホテルは温泉の少ない茨城県にあって、高張性の高温泉が湧いているうえに海一望の露天風呂があるということで、温泉的に非常に恵まれていると思われる。

五浦温泉ホテル 別館 大観荘の客室
泊まった客室

まずびっくりしたのは部屋に入った時、真正面が海だったこと。ベランダの下は岩礁。波が岩に砕け散る。いい場所に建物があるなぁ。

五浦温泉ホテル 別館 大観荘の客室からの海
五浦温泉ホテル 別館 大観荘の客室眺望
部屋のベランダからの眺望
五浦温泉ホテル 別館 大観荘の客室眺望反対側
反対側も

しかしお風呂から見えるのはこの位置の海ではない。大浴場があるのは別棟で、玄関横の通路を通っていく。途中で短いトンネル部分を潜るので、お風呂の棟からは六角堂の方角は見えない。宿泊棟の隣の入り江にお風呂があると思えばいい。

浴室に至る通路
浴室に続く通路

脱衣所から浴室へ向かうと、内湯の広い窓越しに露天風呂と海。露天は大小の浴槽2つで両方とも屋根付き。小さい方の屋根は六角堂を模した形だ。そしてここが大事、お風呂に入ったまま海がよく見える。

五浦温泉ホテル 別館 大観荘の浴室棟のある入江
こちら側の入り江に浴室棟や露天風呂がある

お湯は透明感はあるが鈍い黄緑色をしていて、入ると最初に華やかな灯油のようなにおいが強く感じられる。焦げ臭も少し。肌触りは軽いキシつきがあり、ところによっては茶色い湯の花が舞いあがる。味は美味しいと思えるしょっぱさに、苦みの効いた後味。

五浦温泉ホテル 別館 大観荘の休憩室
浴室棟の休憩室

お風呂の岩陰に鮟鱇の置物があるのが茨城らしい。私は見つけられなかったけど、夫が言うにはガマの置物もあったとか。どこからともなく桜の花びらが飛んできて湯面に彩りを添えていくのが風流。

そして海。波が砕け散る太平洋の荒波。塀や竹垣ではなく透明プラスチックを使っているので景色がよく見えるのは嬉しい。湯上りは少しぺとつき乾くとツルカサする。

五浦温泉ホテル 別館 大観荘の夕食
お風呂は撮影禁止なので代わりに夕食の画像をどうぞ
五浦温泉ホテル 別館 大観荘の食事

夜に入りに行ったときは暗くて海はよく見えなかったが、ちらちらと水平線に灯りがともり、ドーンドーンという潮騒が迫力だった。

五浦温泉ホテル 別館 大観荘の朝食
こちらは朝食

翌日は男女のお風呂の入れ替えがあったが、もう一つのお風呂は海の見え方がいまいち。あとプラスチックの板のクリア度も足りなかった。

五浦温泉 五浦観光ホテル 別館 大観荘へのアクセス(地図)と口コミ

近隣の子連れ遊び場情報

  • 五浦岬公園