子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度----- 泉質-----
- 設備----- 雰囲気----- 残念ながら子供(小学生以下)入館不可
子連れ家族のための温泉ポイント
どんだけ恵まれた場所に建ってるんだよ・・・っていうのが、神戸みなと温泉 蓮を見た最初の印象。神戸港に突き出した新港第一突堤の海沿いに立つ白亜のホテル、いや温泉旅館。
全室オーシャンビュー。豪華なブッフェ。洗練されたサービス。同経営のやはり神戸の海沿いに立つホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドがカップル向けだとすれば、こちらの蓮は家族向けやシニア世代を少し意識したつくりといえばよいだろうか。
高級旅館のイメージの神戸みなと温泉 蓮だが、意外にも日帰り温泉を歓迎している。ただしサッとお風呂にだけ入って1,000円程度という気楽な料金設定ではなく、1日たっぷり使って入浴以外も楽しんでもらおうというプランになっている。アルコールを含むドリンク1杯無料や、駐車場7時間無料、高級アメニティ設置というサービスをうまく使えばむしろお得感が生じそうだ。設備はどれも綺麗でお洒落だしね。
肝心の温泉はナトリウム―塩化物・炭酸水素塩温泉。源泉掛け流し浴槽もある。
お風呂は1階の大浴場(露天風呂含む)、最上階の展望露天風呂(内湯含む)、オーシャンスイートやハーバースイートなどの客室に付いた半露天風呂の3種類。このうち、部屋付きの半露天風呂は論外として、最上階の展望露天風呂も宿泊者専用なので、日帰りで入浴できるのは1階のお風呂のみということになる。
1階の大浴場と宿泊者専用展望露天風呂の両方に入り比べてみた感想としては、お湯なら1階の大浴場、眺めなら展望露天風呂といったところ。
1階の大浴場でも源泉掛け流し浴槽は露天風呂の一つだけ。これだけがはっきりした濁り湯になっているので一目でわかると思う。
この浴槽は塩素臭もそれほど強くはなく、代わりにタールやヨードのようなにおいがわずかに。肌触りは他の浴槽がきしつくのに対し、ここだけするすると滑る感触が顕著。このするする感が本来、神戸みなと温泉の持ち味なのかも。成分的には美肌に効くと言われているメタケイ酸も多めだし、重曹、アルカリと揃い踏み。
お湯の鮮度感だけは・・・これはもう諦めるしかないね。
他の浴槽はお湯は無色透明でも、湯口が赤茶色に染まっていたり、ほんのちょっとだけど析出物ができていたりする。
あと、ぜひともお勧めしたいのが、内湯の人工炭酸泉浴槽。ここに浸かって窓の方を見ると、窓際のお風呂に外の景色が写り込んで、夢の中の不思議な浮遊感みたいなものが味わえる。
神戸みなと温泉 蓮は宿泊したので、部屋、食事、それから蓮ヨガをはじめとしたプログラムなどは、たびねすに寄稿した記事を参考にしていただけるとありがたい。
⇒ 神戸の美肌温泉「神戸みなと温泉 蓮」、泊まれば夜景もね!
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