子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度は比較的ぬるめ浴槽あり
- 設備----- 雰囲気★★☆☆☆ おむつ児入浴不可
子連れ家族のための温泉ポイント
前々から京阪神エリアで最も行きたかったところ。神戸の街の中心部とは言わないまでも市内の簡単にアクセスできる町中に、この温泉かあるのはスゴイ。
大都市にいい温泉が昔ながらの銭湯として営業しているという点で、東京の下町っいぽいなと思う(横浜の一部もそんな感じだけど)。
そう、料金も銭湯料金でワンコインなんだよね。それで無消毒の源泉掛け流し、しかもアワアワなんだから奇跡的。
建物は外観も内観も昭和レトロ感がある(これをまとめている2023年11月現在、リニューアル工事中なので、来月からはもしかしたら綺麗に生まれ変わっちゃうかも)。
入り口横に温泉分析書がパネルとして掲示してある。外にあるパターンは珍しい。温泉としての自信の表れだろう。
浴室の作りは狭い中、限られた空間を活かして立体的になっている。脱衣所を出てすぐに階段。上ると中二階のようなところに圧注浴系を集めたマッサージ風呂がある。少し深めで、なんというか迷路のようで、浴槽内通路にも圧注浴が出ている。
浴室内に貼られたこれらの圧注浴の説明のイラストがまた、ちょい古のマンガ調でお風呂の雰囲気とあっていて可愛い。
もう少し階段を上ると、内湯とサウナ。塩サウナと高温サウナの浴室は奇数日偶数日で男女入れ替えとなるが、この時はまだコロナ禍だったためか、サウナの入口はドアレバーが外されていて休止中だった。
洗い場のタイルも海をイメージしたみたいで可愛らしい。
内湯と露天風呂に天然温泉が使われている。透明感のある緑色に見えるが、もしかしたら浴槽内のタイルが青いからで、実は透明感のある黄色かもしれない。
驚くべきは、内湯に入ったらお湯の中に大量の泡が見えたこと。目視できるって凄くない?まるで人工高濃度炭酸泉レベルだよ(天然温泉です、念のため)。
露天風呂はさらに鮮やかな緑色に見える。においも強い。最初は油臭かとおもったが、どちらかというとモール臭?さらに少し古くなった硫化水素臭もある。
湯口はけっこう上からバシャバシャお湯を投入しているのに、中の泡付きは半端ない。払っても払っても新しい泡が付く。
すーぐのぼせるので、向かいの水風呂を使って冷ます。冷たいとか言ってられない。同じ目的の人も多い様で、サウナが休止しているのに水風呂も盛況だ。
お風呂は湯口がある方が人気だったが、空いている反対側に入ると、そっちは底からお湯を入れていた。その方が泡が付きやすいじゃん。泡のすべふわな手触りがとても楽しい。
露天風呂にいた地元の人が「よその温泉にわざわざ行く必要はない。だってここのお湯がとてもいいし、掛け流しだもの」と現地のイントネーションで言っていた。