子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★☆☆☆ 結構刺激的な泉質
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★★ 脱衣所にベンチあり
子連れ家族のための温泉ポイント
2000年に子供を連れて日帰り入浴して、とても印象が強かったところ。ニセコに行ったらいつか再訪したいとその時から思っていた。
2022年にニセコを訪れて、初日に再びこのニセコ五色温泉旅館に行こうとしたが、どうも空模様がすぐれない。案内してくれたルカオさんと明日の朝に出直した方がいいと話し合い、翌朝もう一度出かけてみた。朝一番で晴れてはいたが、うすぼんやりとして光の量は少ない天気だった。
ニセコのリゾートホテルなどが立ち並ぶ一角とは離れて、山小屋風に見えるニセコ五色温泉旅館は、記憶にある通りの佇まいだった。浴室は「展望露天風呂」と「からまつの湯」と二カ所にあり、いったん服を着ないと移動できない。源泉は共通だ。お湯は基本的に加水せず湯量を絞ることで温度を調節している。
先に奥の方にある「展望露天風呂」へ行ってみた。内湯の一番熱いところのみ44度ぐらい。他は43度ぐらいで、熱めながら比較的入りやすい。
少しキシつく肌触り。酸っぱいにおいの中に爽やかさが感じられる。味はとても酸っぱく、レモンみたいな苦みが少し。
お湯はわりと澄んでいたが、底に白い粉が堆積していて入るともわもわと舞い上がってくる。
展望露天風呂の男湯はそれなりに展望があったらしいが、女湯はほぼ雪の壁。
一方「からまつの湯」は内湯がかなり広い。そして露天風呂のお湯が熱い。46度は越えてるなと思って測ると46.3度。するする滑る肌触りと少し肌が溶けてるんじゃないかという肌触りの両方。源泉は同じなのに展望露天とは違って感じられるのが不思議。
においは酸っぱさの中に鮮度の良い硫化水素臭あり。飲むとこっちもめちゃ酸っぱい。もちろん苦みもあり。
湯上りは酸性泉らしいぐったりとした疲れが出て、思わず「効いてる効いてる」とつぶやきそうになる。