子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 温度はぬるめの浴槽も
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ ベビーベッド、ベビーチェアあり
子連れ家族のための温泉ポイント
2000年に一度子供たちを連れて訪問している。その頃のレポートもあるにはあるが、ほとんど中身が入っていないも同然。
さて、再訪したのは2022年の4月。外観は覚えているが、当時の記録はかなり適当なのでお湯は全然覚えていない。つまりまっさらな状態で楽しむことができるとも言える。
浴室はフロントから階段を1フロア降りたところだった。2000年当時の記録によると、1998年に館内をリニューアルしたそうで、その頃はけっこう綺麗だったらしい。今はそれなりに年季が入ってきている。
とはいえ浴室は白っぽいタイル張りなので明るい印象。太く円い柱が天井を支えた洋風の作りで、お風呂がたくさんある。
適温という表示があったので、他にぬるゆやあつゆがあるのかと思えば、寝湯が加水して微温湯であるだけで、女湯は全て41~42度程度の適温だった。もう一つ加水されているはずの浴槽も他と同じぐらい(男湯はあつゆもあったらしい)。
ちなみに加水といっても冷ました源泉を加えているだけで薄まってはいない。全部源泉100%というこだわり。
浴槽のお湯だけでなく、シャワーも源泉なので湯量豊富なんだなと思ったが、それ以上にとにかく浴槽からザバザバと小気味よく掛け流されていくので、浴室の床が大洪水。排水が渦を巻いているじゃないか。凄いな、もう。源泉ダバダバじゃん。
お湯は無色透明で、単純泉だが妙な硬さを感じる。何かかすかににおいもあり、いいにおいなのだが何に似ているかわからず。味にはわずかに金属の刺激を感じる。
肌触りはあまり滑らないが、かといってキシつきもしない。
湯口は内湯の2つはパイプが浴槽内まで伸びていて、そこから注入されている。そしてそのうち1つは、見るからに細かい泡が湯口の周囲にたくさん。しかし細かすぎるのか肌にはそれほど付かず。
これといってにおいや肌触りに強い特徴があるわけではないが、少し入っていると猛烈に汗が噴き出す。体の中から活性化されたみたい。お湯の力みたいなものを感じる。