子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ お湯の温度はぬるめ
- 設備☆☆☆☆☆ 雰囲気☆☆☆☆☆ 子供連れで行く感じじゃない
子連れ家族のための温泉ポイント
前から知っていたわけではなく、たまたま近くを通った時にGoogleマップで見つけて気になって、そのまま寄ったものだ。私が入った時は特に咎められたりすることは無かったが、約1年遅れでこれをまとめているときにGoogleの口コミを読んだら、この一年の間に入って、あるいは入ろうとして、地元の人に追い返されたり強くとがめられた人が多かったようで、知っていたらとても怖くて寄れなかったかも。
地元の方が大切に守っていることはわかるし尊重する。でも地元以外に入ってほしくないなら、入口の表示板に地元以外不可と明記してくれたらうれしい。このルールにのっとってご利用くださいと書いてあるのに、ルールを守ってもいきなり怒られたら怖い。
もちろん利用者も管理者の目の届く施設以上にルールとマナーを守るべきというのは当然の話として。
まあ地元にも複雑な事情があるんだろうな。関係者が全員同じ考えとも限らないし。わからないでもないけど。
さて、話は戻るけど、急に見つけたスポットだったので前知識が何もない。マップでこの辺かなとやってきて、きょろきょろ辺りを見回すがそれらしい建物が見つからない。
赤い建物も違う、青い建物も違う、諦めかけた時に道路から見て海側にようやく発見。海側の階段を下りていくのだ。
注意書きの看板を要約すると、
・地元の先客がいたら、「お湯を頂いていいですか?」等のご挨拶
・無料ではないので、箱にお金を必ず入れる。安すぎるのはダメ。
・入浴着、水着不可。ゴミは必ず持ち帰る
・発泡スチロールの蓋は割れやすいので取扱注意。また人数が少ない時は全部開けずに一部だけ外して入ること。
・湯温保持の電熱器が入っているときは絶対に触るな
お湯の温度が低いから、人が入っていない時は3枚の発泡スチロールで蓋がされている。それを見た時私は最初、お湯が入っていないのかと思ってしまった。
でもそっと小さい発泡スチロールを外すと、表面に油膜の浮いた鈍い青緑色の濁り湯が見えてテンションが急上昇。温度は41.5度ぐらい。柔らかい金属臭が立ち上ってくる。うわぁ、良さそう!
ちなみにここは男女の区別のない簡易な浴室があるだけで、独立した脱衣所もない。この時は無人だったので、夫が外で待っていて、私一人で入浴した。
肌触りはあまり滑らず、むしろ吸い付くよう。蓋を開けた時に嗅げた金属臭は、入ってしまうと鼻が慣れて感知しなくなった。
さすがに混浴なので誰か来たらと落ち着かず、それほどゆっくりとは入れなかった。そろそろ上がろうとした頃、外で話し声が聞こえた。夫と誰かが話をしているらしい。地元の人に観光客は入っちゃだめだと言われているのだろうか?
私が急いで上がって着替えると、もう夫と話していた人は去っていくところだった。なんの話をしていたの?と聞くと、「ぬるかったんじゃないか」と聞かれたそう。確かに11月の北海道で入るにはぬるかったけど、湯上がりは気持ちよく温まっている。