子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 温度は気持ち熱め
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
以前から夫が目を付けていたらしいのだ。海が見える温泉旅館で、しかも部屋でタバコが吸えて宿泊料もリーズナブル。
それで一回ニセコ行きを仕切りなおした時に再度ここをコースに入れた。でも来てみたらそれほどお風呂から海は見えなかったよ。小さな漁港があって、そこから一段上に上がったところに建っている。だから海目前というわけでなく、斜めに海を見下ろすような感じ。真下には漁港が見えている。
館内は気の置けない親しみやすさ。夕方には地元の日帰り入浴客が引きも切らない。まるで我が家のお風呂と言わんばかりに賑わう。潮香荘はそういうところ。
ちなみにこの日の泊り客は私たち夫婦二人だけ。日帰りのお客さんが帰った後は、館内はシンと静まり返っていた。
お風呂は内湯と露天風呂があり、どちらも長方形。レトロでも何でもないタイル張りで、お湯はかなり熱く計ってみると43度。でも体感温度はもっと熱く感じる。
湯口からは勢いよくお湯が出て、それを浴槽内で吸引して循環している。特に塩素臭くはないが、もともとあまりにおいはない源泉のようだ。
お湯の色は無色透明。最初はキシつくように思えた肌触りは、すぐにするすると滑るようになる。入っているときは特に特徴らしい特徴は感じないが、湯上りはパウダーをはたいたようなサラサラ肌になる。
露天風呂自体は塀が高くてお風呂の中からは景色は見えないが、塀を越えて見下ろせば漁港が見えるし、ただ立つだけで水平線も見える。お風呂に入っているときにもその景色を見てもらおうと努力した形跡は、塀に作られた窓に見られる。ただしちょっと汚れていて窓からの景色はごくうっすら。
ちなみにご主人に伺った話では、源泉温度が43度なので、基本はそのまま加熱せずに湯船に入れているが、露天風呂は冷めやすいので温度調節も行っているとのこと。