なかふらの温泉 ふらのラテール 万華の湯

富良野の日帰り温泉 遠くに十勝岳連峰と眼下に市街地を見下ろす露天風呂

  • 所在地 北海道空知郡中富良野町東1線北18号 TEL 0167-39-3100 FAX 0167-39-3322
  • 公式サイトURI http://www.f-laterre.com/
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
  • 受付時間 午前10時~午後10時(受け付けは9:30まで)
  • 入浴料 大人 980円 小人(4~12歳) 500円 タオル・バスタオル付
  • 定休日 基本的に年中無休
  • 設備等 男女別浴室、男女別露天風呂、ジャグジー、サウナ、無料休憩室、食事処、チャイルドスペース、無料足湯など
[2013年8月のデータ  ただし入浴料・営業時間は2015年10月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆   塩分が濃いので長湯には注意
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ リゾートホテルだが、行ってみると日帰り温泉専用のように気軽な施設

ふらのラテール 万華の湯 体験レポート

ふらのラテールの外観 サンタのヒゲ
リゾートホテルふらのラテールの外観と、敷地内で販売する「サンタのヒゲ」ソフトクリーム

 富良野で雨に見舞われて、急遽通りすがりに見かけて立ち寄った温泉。
 リゾートホテル ふらのラテールの外観はこじゃれたプチホテルだが、何故か駐車場の一角に赤い屋根の仮店舗みたいな別棟があって、サンタのヒゲという大胆にカットした赤肉メロンの上にソフトクリームを載せた商品を売っている。

 ホテルエリアの方は洋風の女の子が喜びそうな作りにしてあるが、温泉エリアの方は気安く入れそうな町のスーパー銭湯風。
 私たちは泊まるわけではないので日帰り温泉の受付の方に入っていった。

万華の湯の暖簾 ふらのラテール万華の湯の露天風呂
万華の湯の暖簾と夕暮れ時の露天風呂。露天風呂画像はクリックで拡大。

 ふらのラテールの万華の湯は、和風大浴場と洋風大浴場が男女日替わりになっている。この日は洋風大浴場が女湯だった。
 入るとまず目につくのが人工水泡で白く見えるミルキーバス。奥の方に大きな浴槽があって、右手にジャグジーバスがある。そして露天風呂に行く出口の傍に縦長の壺湯が二つ並んでいる。

 温泉が入っているのは奥の大きい浴槽とその左にくっついている熱い湯の浴槽、そして露天風呂の三ヵ所だ。
 貝のすまし汁のような僅かに濁りのあるお湯はほんの少し金属の臭いと油の臭いがする。なのにどこか海っぽい。きしつきながらもべとべとする感じがそう思わせるのかもしれない。
 広い北海道の真ん中の富良野で海っぽいお湯に会うというのも不思議な気がする。
 源泉がそのまま浴用に使うにはぬるい41度そこそこなので残念ながら加熱循環消毒の三拍子。一応湯口からは源泉を投入しながら中で循環しているようだ。

ふらのラテール万華の湯の露天風呂 ふらのラテール万華の湯の露天風呂からの眺め
万華の湯の露天風呂と見下ろす富良野の市街地

 露天風呂は眺め良し。
 富良野らしい景色と言うのだろうか、ゆるい山に囲まれたのどかな町を見下ろしている光景。絶景というような眺めでは無いが楽しめる。
 岩風呂は浴室を背にして正面を竹垣で組み、特にその中央をマジックミラーにしてお風呂につかりながらも外の景色が見えるようにしてある。
 湯面と接触する岩の表面は温泉成分で茶色く染まっている。
 ちょうどこの頃、雨は上がって町に夕暮れが近づいていた。

 内湯に戻って小さい子供を連れた母親が浴室の左側から出てくるのを見て、何があるのだろうと行ってみた。
 通路の先は暗い小部屋でその部屋いっぱいサイズの浴槽が一つある。
 そして天井はプラネタリウムみたいになっていて、ちかちか点滅していた。これは子供が喜ぶなぁ。
 なお、男湯になっていた和風大浴場の方は洞窟風呂でプラネタリウムは無いもよう。

ふらのラテール万華の湯の内湯 ふらのラテール万華の湯のチャイルドスペース
万華の湯の内湯とキッズスペース。お湯が白濁しているのはミルキーバスだからで泉質によるものではない。

 万華の湯の食事処は華花という。
 ここの従業員はとても親切で、ザンギが何だか知らなかった私たちに、由来を記した紙をわざわざ探して持ってきてくれた。
 ちなみにザンギは鶏のから揚げで、名前の由来は肉をザン切りにして作ったことからきたとの説が最有力とのこと。

 もちろん華花でザンギも食べられる。
 いつの間にか雨は上がって残照を照り返した雲がオレンジ色に染まっていた。

近隣の子連れ遊び場情報

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