子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度はぬるめ
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
レポートを先延ばしにしているうちにまたやらかしてしまった。訪ねたのは2019年9月。そしてここで紹介する前の2020年8月には閉業してしまったようだ。もしかしてコロナの影響かもしれない。でも1年前に既にかなり老朽化していたのも確か。
美肌温泉家 朝香さんに連れてきてもらったところ。おかぴーさんと3人で旭川駅からタクシーで来た。乗車時間は7分ぐらい。駅からバスの本数も多いので比較的利便性が高い。
外観はいかにもレトロな雰囲気で、脱衣所には、地下170mから汲み上げた冷泉、大正7年の創業から旭川市内唯一の鉱泉として親しまれているといった説明書きがあった。
館内は待合室、受付、浴室といった作り。浴室に入るとまず鼻に飛び込んでくるのが塩素消毒臭。これは冷鉱泉だし、銭湯だし、いたしかたなかろう。
いかにも街中の銭湯らしく、固定式のシャワーとカランがあり、シャンプー、ボディーソープの備え付けはない。
入って左に細長い浴槽があり、中央に女性像、その両側に超音波風呂やジャクージ、さらに奥にもジャクージと寝湯がある。別料金のサウナと水風呂もあるので、それほど広くないのに盛り沢山だ。
温度はきもちぬるめ。実際浴室内ににおっていたほどにはお湯は塩素臭くない。清掃時の消毒臭が強かったのかも。
一人サイズの水風呂が鉱泉そのものなのだが、猛烈に冷たい。足しか入れられず。しょうがないので他のお風呂で温まってから足に鉱泉水を掛ける。温まっても入るには冷たすぎてムリだったので。
何のへんてつもないお湯っぽいのにやたらと温まるのがここ。鉱泉の水を書けてまたお湯に入ると温度差で足がビリビリする。血行がむちゃくちゃよくなる。結果、温まりすぎてヤバいと思うほど。倒れないようにほどほどにしないと。これから飛行機に乗って東京まで帰らなきゃいけないんだし。
受付の人に伺うと、ここの鉱泉は本来わずかに黄色みがあり、硫黄臭もするというお話しだった。今はもう閉業して再訪も叶わないが。