子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 湯温は適温、泉質は特に刺激なし
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ 脱衣所にベビーベッド代わりのベンチあり、ベビーバスあり
子連れ家族のための温泉ポイント
一時は大分県と「おんせん県」の名称を競ったこともある群馬県。名湯・草津温泉のみならず、首都圏では圧倒的な温泉強者の地位を誇っている。
がしかし、県内全域にまんべんなく温泉が湧いているかといえば決してそうではない。特に県の東南部、桐生とか伊勢崎とか太田とか桐生とか桐生とか桐生とか…。
実はちょっと前まで桐生市に温泉施設はゼロだったのだ。なんてこったい。
つまり桐生市唯一の温泉施設であった「湯らら」が閉業してからは、群馬県にあって温泉無しという不名誉な状態が続いていた。そこへこの「ゆらぶ桐生店」の開店である。
「湯楽部(ゆらぶ)」は元々太田市に「天然温泉 湯楽部太田店」という日帰り温泉を運営していたが、2022年4月に新たに桐生市に「ゆらぶ(こっちはひらがな)桐生店」をオープンしたわけ。敷地・建物は(元)湯ららのものをリニューアルして利用。源泉も湯ららで用いていたものを使っている。
ニフティ温泉の取材で、この「ゆらぶ桐生店」のオープニングレセプションに参加したので、浴室の画像はその時に撮影させてもらったものだ。レセプション当日はお披露目だけで入浴はできなかったので、オープン後に再訪して入ってきた。以下はお風呂関連のレポート。
天然温泉を使っているのは内湯と露天風呂の各1つずつの浴槽のみ。黄緑がかった透明なお湯で、少しすべすべする。においは塩素消毒臭もそんなにしなかったが、そもそも温泉のにおいはしない。湯口のあたりは少し黒く染まっているけど、温泉らしいのはそのくらいかな。
どちらかというと「ゆらぶ」では、温泉以上にサンゴライトという特殊な入浴剤を使ったお風呂の方に力を入れているように感じた。
そのほかのお風呂は井水使用。高濃度炭酸泉はかなり、というか相当パワフルに泡が付く。
サウナは2つあり、特に露天風呂のサウナはセルフロウリュができるのが売り。4種類のアロマが日替わりで登場するようでちょっと楽しそう。入浴した日はレモンの香りだった。
サウナは女性用もけっこう熱めに設定していて少し上級者向けとしても良さそう。露天風呂の水風呂は周辺に白いととのい椅子を並べてリゾート風。
全体としてはとにかく桐生市が待ちに待った温泉ということで頑張ってほしい(謎の上から目線)。施設としては休憩室付きの貸切露天風呂や、群馬県では珍しいプライベートサウナも備えて、なかなか使い勝手が良さそうだ。
貸切風呂、プライベートサウナ、休憩室、食事についてはぜひニフティのレポートをご覧ください。⇒「天然温泉ゆらぶ桐生店」注目は個室サウナにサンゴライト化粧水風呂!