子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 湯温は特に熱くは無い、泉質は塩分の強い温泉らしく湯上りは少しひりつく
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ 休憩室では食事もとれる
吉井温泉 牛伏の湯 体験レポート
高速道路のインターチェンジから近い温泉施設というのは、何かと使い勝手が良い。行楽の行きや帰りにちょっと寄っていこうかという気になる。
ここ、吉井温泉 牛伏の湯も、上信越道の吉井ICから車で5分という高立地条件だ。場所は少々わかり辛いが、高速沿いの一般道には目印の看板も出ている。
牛伏の湯は金曜日の午後6時過ぎに入館すると、入館料に炒飯などの食事が一品サービスにつく。訪問したのは2002年の大晦日だったが、この日も6時過ぎなら年越し蕎麦がサービスだった。残念ながら入館したのがまだ4時過ぎだったので食べられなかったが。
塩化物強塩泉で、かなりしょっぱい湯だ。年末の榛名湖旅行で入った湯の中では、一番にゅるにゅるしている。
内湯は石で出来ていて思いのほか大きい。露天風呂は箱庭風の周りに囲いがあるが、囲いの向こうの木々も見える。もう暗くなりかけていたので、あまり景色はよく判らなかったが、手前に落葉樹があるので、紅葉など綺麗だと思う。わりと開放感もあって良い露天風呂だ。
臭いは弱い海水風。味は磯海苔と塩味。ここに来る直前に入った湯端温泉もそうだったが、海から遠いこのあたりの温泉は、何故か海っぽい。
湯上りはいかにも塩分の濃い温泉らしく、あがった直後に相当肌がひりつき、よく温まる。ここの湯は、温泉法で規定された成分が6種類も入っているのが自慢なのだそうだ(ちなみに何と何が入っているのだろう？)。
休憩室も広々として使いやすい。
この休憩室で食事も取れるのが子供づれにはありがたい。民営なので持ち込みはご遠慮くださいと張り紙がある。
大晦日の夕方だったこともあるのだろうが、あまりガイドブックにも載っていない施設なので、観光客より地元の方が多いように見受けられた。里帰りした孫自慢などしていて微笑ましい一幕も。
