子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 湯温はぬるめ、泉質は特に刺激なし
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆
子連れ家族のための温泉ポイント
これを書いている現在、既に廃業してしまっている。レポートをまとめるのに1年半遅れにもなればそういうこともある。あるが、やっぱり残念だなと思う。少なくとも訪問時は、まさかその後1年しないで廃業してしまうとは思ってもいなかった。
以前から名前は憶えていた。「みねの湯つきよの館」という名前がとても上品で風流だと感じたからだと思う。
たまたま近くを通りかかって、そういえば入っていなかったと立ち寄った。よく晴れた暑い日で、玄関などの作りに洋風なところがあるのを洒落ているなと思った。
お風呂は男女別の内湯のみ。源泉温度は28度と低く、浴槽に設置された黒い岩から冷たい源泉をそのまま入れて、浴槽内で加温循環しているようだ。浴槽の右側は昔は気泡浴だったと思われる底の設備が残っている。
お湯の色は無色透明。塩素消毒臭もとくにしない。入ってすぐは肌触りがキシつくが、しばらく入っているとだんだんと滑りがよくなってくる。
温度は熱すぎる所まで加温しないのが良い。40~41度ぐらいだろうか、ぬるめでゆっくり入れる。
湯上がりに自家製ヨーグルトがめちゃめちゃ気になったが、テイクアウトはできないということで諦めた。館内で食べていく時間はなかった。
この温泉の一番の特徴は窓からの景色。露天風呂こそないものの、ガラス越しに高台から見下ろす里山と町並みの景色はどこか昔懐かしい。もうじき本格的な夏が来ると思った。