尾瀬温泉 尾瀬ぷらり館 戸倉の湯

尾瀬戸倉観光協会の日帰り温泉

  • 所在地 〒378-0411 群馬県利根郡片品村大字戸倉736−1 TEL 0278-58-7263(尾瀬戸倉観光協会)
  • 泉質 アルカリ性単純硫黄泉
  • 公式サイトURL http://oze-navi.com/
  • 入浴料 大人500円、小学生200円
  • 開館時間 10~18時(冬季は12~19時)
  • 定休日 夏期 第二第四水曜、冬季 毎週水曜
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、休憩スペース、尾瀬ネイチャーセンター(尾瀬のビジターセンターで、ネイチャーセンター自体は入館無料)、尾瀬戸倉観光協会
[2016年5月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆  湯温はぬるめ、泉質は特に問題なし、滑りやすいので注意
  • 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 

尾瀬温泉 尾瀬ぷらり館 戸倉の湯 動画【15秒】温泉動画

尾瀬温泉 尾瀬ぷらり館 戸倉の湯 体験レポート

尾瀬ぷらり館の外観 尾瀬ぷらり館の周辺の景色
尾瀬ぷらり館の外観と周辺の景色。写真は両方ともクリックで拡大。

 ここは尾瀬の入口。水芭蕉の咲く景色で有名な尾瀬は、一般車両進入禁止。そのための車を置いていく駐車場や、鳩待峠行きのバス停などに隣接した立派な建物がこの尾瀬ぷらり館だ。
 館内には尾瀬のビジターセンター的な施設である「尾瀬ネイチャーセンター」やこの辺りの宿泊施設のパンフレットなど置いた「尾瀬戸倉観光協会」とともに、「戸倉の湯」という日帰り温泉が入っている。

 尾瀬のハイカーや登山客の利用を見込んでいるならお湯遣いなどは適当かもしれないと思いきや、ありがたいことに源泉掛け流しを行っている。ただ、休憩室は無いかな。浴室の前の廊下に少し椅子が置いてあるくらい。

尾瀬ネイチャーセンターの入口 尾瀬ネイチャーセンターの館内
館内の尾瀬ネイチャーセンター。水槽が中央に写っている写真はクリックで拡大。

 内湯はシンプルな長方形のもので機能的なタイル張り。本当に飾り気がない。そこに僅かに白濁りのあるほぼ無色透明なお湯が入っている。入ればほんわかとゆで卵のようなにおい。すべすべとした肌触りも強い。湯の花も少し。

尾瀬ぷらり館の内湯 尾瀬ぶらり館の内湯の湯口
尾瀬ぷらり館の内湯。浴槽全体の写真はクリックで拡大。

 露天風呂は山が見えて気分も上々。ちょうど空が晴れて強い日差しが照りつけた。
 場所柄、山は見えるが一応目隠しがぐるりと三方を取り囲んでいて、下の方は見えない。そして何やら中途半端に感じたのは、その囲いの内側に箱庭でも作ればそれなりに高級感のある露天風呂になったと思うし、コンクリート打ちっぱなしでもそれはそれでデザイン性が感じられたんだけれども、どういうわけかそのスペースにいくつか石を置いたほかは全体的に人工芝を敷き詰めてしまったところ。
 なんでわざわざこう、チープにするのかと思って可笑しくなってしまう。

尾瀬ぷらり館の露天風呂 尾瀬ぷらり館の暖簾
ぶらり館の露天風呂と浴室暖簾。露天風呂の写真はクリックで拡大。

 それと露天風呂に入っていてもうひとつ気付いたのは、この露天風呂、開閉式なんだね。蛇腹に折りたたんだガラスを閉めると内湯に早変わりするんだ。冬季とか悪天候時に重宝しそう。
 ともあれ、お湯も景色も良い日帰り温泉で、ついつい友人とおしゃべりしながら長湯をしてしまう。湯面に反射した日差しがきらきら綺麗なんだよ。

尾瀬ぷらり館の名水 尾瀬ぷらり館の源泉タンク
ぷらり館入口にある名水と、坂の下にあるぶらり館戸倉の湯の源泉タンク