子連れ家族のための温泉ポイント![]()
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度はぬるめ
- 設備★★★★☆ 雰囲気★★★☆☆ お風呂は貸し切り
子連れ家族のための温泉ポイント![]()

群馬県でも一部では予約が取れない宿として知られている。一部では…というのは、一部しかそもそも知らない宿だから。でも一度行くとリピーターになる人が多く、結果的にどんどん予約が採りにくくなってしまったというわけ。


基本的に1日一組限定だから。
「疲れちゃうからね」と女将さんはいう。他にもお部屋はあるし、1日一組限定?と改めて確認すると、そういうわけじゃないけど、でも疲れちゃうからねと。つまり実質1日1組だ。


そして予約は楽天トラベルのみ。以前は電話でも受け付けていたようだが、電話を取るのは手間だろう。そもそもほとんど空いていないわけだから、次々電話がかかってきてもそのほとんどは断らざるを得ないし、空きも確認しなきゃいけない。電話の応対は時間を取られるから、楽天トラベルで空きが見つからなくても、電話をするのは迷惑というものだろう。空きがあるなら楽天に〇が出るんだから。

少なくとも2024年に私が予約した時は、不定期ながらあるとき1~2ヵ月分ぐらいどっと予約が開放される時期があった。その時に希望日が取れれば御の字。そうでなければ楽天トラベルの予約URLをこまめにチェックして、キャンセルが出たら拾うしかない。

どうして人気なのかといえば、ぬる湯が好きならお湯にはまる、女将さんの人柄が温かく、素朴さのあるお料理が美味しく、そして金額が安めだからだ。そして1日1組だとそもそも泊まれる人が少ない。


浴室は男女の別なく1つしかなく、客室や帳場のあるところからいったん外の階段を降りたところにある。以前は1日2組取っていたこともあるのだが、その時はそれぞれグループで貸切にしていた。現在は1組しかいないのだから、当然貸し切りで使える。

ドアを開けたとたん、淡く甘い硫化水素臭。浴槽はレトロなタイルで四角い。入口から見て手前側が加温浴槽で、奥側が非加温の源泉浴槽。蛇口から出るのも全て源泉で、加温か非加温か。


お湯は無色透明。キシつきが強いがミクロなアワ付きが多く、泡のせいでふわっとした手触りになることも。それも一律ではなく、泡が多い時も、あまり付かない時もあり、とにかくぬるめなのでずっと入っていられる。床は溢れたお湯で常に洪水。贅沢だ。すぐ桶が踊っちゃう。


2つの浴槽の境目は、ところどころ析出物が付いていて痛いが、片方に入りつつ、もう片方に手を入れると温度差が快適。体が温かく手がひんやりとか、その逆とか。お湯の味は目玉焼きの白身の少し焦げたあたりに煮ている。


ちなみに源泉は裏の崖で自噴しているとのこと。掘りなおせばもっと熱いお湯が出てくる可能性が高いが、お客さんたちからは掘らないで、このままのこのお湯がいいと言われているそう。


宿の規模は以前よりだいぶ縮小したとのことで、今のところは現状維持。孫のの行事などは宿を休んで応援に行くそうで、そうした時は不定休。今後については、ご家族の協力でもしかしたら変わっていくかもしれないとのこと。できればずっと続けてほしいし、気軽に予約出来たら嬉しいけれど、女将さんとご家族次第なので。
