子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★☆☆ 泉質★★★☆☆ 湯温は少し熱め、泉質は特に刺激なし
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 有料だが休憩室はある。ベビーベッドなどはない
榛名湖温泉 レークサイドゆうすげ 体験レポート
風光明媚なカルデラ湖、榛名湖は四季を通じていろいろな楽しみ方ができる。
春は山菜取り、夏はボートで涼をとり、秋には紅葉、しかし一番賑わうのが冬であることは意外に知られていない。
湖が完全に結氷すると、湖上には色とりどりのテントが並び、厚い氷に穴を開けて氷上ワカサギ釣りを楽しむ人たちがいっせいに押し寄せる。
榛名山の温泉といえば何と言っても山麓の伊香保温泉が有名だが、山頂には榛名湖温泉が湧き、ゆうすげ元湯とレークサイドゆうすげの二つの榛名町営宿泊施設で入浴することができる(現在は町営ではなく両施設とも株式会社榛名湖温泉ゆうすげの運営)。
榛名湖を気に入り、ここ2年ばかり3ヶ月～半年おきに榛名湖に通っている我が家。
しかし、ゆうすげ元湯は初めて榛名湖に来た時に入って、設備は綺麗だけど特にこれというものがなく、どうにも再訪したいという気になれなかった。
対するレークサイドゆうすげは、設備も古いし露天風呂などもないが、お湯遣いはとても評判がよく、掛け流しの源泉が楽しめるといろいろな方に聞いていた。
だから一度、レークサイドゆうすげのお風呂に入ってみたいと思いつつ、今までなかなかその機会に恵まれなかった。
榛名湖に来るといつも遠出してしまい、近いからいつでも入れると思うと案外入れないものだ。
確かに建物も浴室も古かった。
それも雰囲気のある古さではなく、ただもう古びているという感じだ。
が、そこに待っていたのは、ゆうすげ元湯とはまったく違うお湯だった。
臭いはフルーティなオイル。リバートピア吉岡によく似ている。
色は濁った黄茶色。少し緑色も混じっている。濁りは底の足がまったく見えないくらい。
見た目は伊香保温泉にも似ているかも。
湯の花も湯口付近に結構浮いている。
すべすべ感は少しあるが、今日入った上増田温泉砦乃湯よりはずっと弱い。浴感的には砦の湯よりずっと重い。
味は…甘い。
あと、不思議なのは入るとき相当熱く感じるのだが、入るととたんに温いくらいに感じて、湯口にも平気で触れるくらいになる。なのにちょっと出て涼むと再び湯が凄く熱く感じる。こんなに体感温度にギャップがあるのも面白い。
ただ、浴室の特に浴槽の辺り、天井が低すぎてとても圧迫感がある。
洗い場の天井は高いのに、湯船に入っていると閉塞感を感じる。
窓は横に広く取ってあって、榛名湖の眺めは露天風呂のあるゆうすげ元湯よりずっと良いが、それでも息苦しさを感じてしまう。
そこがちょっと惜しいかな。
湯上りは榛名湖を渡る涼風が心地よい。
このあたり、榛名湖畔の喧騒とも離れていて、円錐形の榛名富士や外輪山の眺めを楽しむにも良いのではないだろうか。
近隣の子連れ遊び場情報
- 伊香保グリーン牧場(ちょっと中途半端な観光牧場)
- 渋川スカイランドパーク(小さい子どもにはちょうど良いサイズの遊園地 温泉日記「榛名湖日記その2」参照)
- 榛名湖(ボート(温泉日記「榛名湖日記6」参照)や冬は氷上ゴーカート(温泉日記「榛名湖日記5」参照))