群馬温泉 やすらぎの湯

濃い黄色のお湯を持つ日帰り温泉

  • 所在地 群馬県高崎市金古町1767 TEL 027-372-4126
  • 公式サイトURL http://www.yasuraginoyu.com/
  • 泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性高温泉)
  • 入浴料金
     3時間 大人540円、小人(3歳以上12歳未満)320円、土日祝日は100円割り増し
     1日 大人1,080円、小人620円
     追加料金(1時間あたり) 大人220円、小人160円
  • 営業時間 午前9時~23時
  • 定休日 偶数月の第一火曜日
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、ステージ付き大広間、中広間、温泉付き個室、食堂など
[2004年3月のデータ ただし料金・営業時間は2015年4月のデータ]

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  • 温度★★★☆☆ 泉質★★★★☆  湯温は内湯の高温槽や足湯を除いて適温、泉質は特に刺激なしだが長湯に注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にベビーベッド有り、休憩室や温泉付き個室も有り

群馬温泉 やすらぎの湯 体験レポート

群馬温泉やすらぎの湯 外観

 温泉天国群馬県でも、群馬温泉を名乗るのはここだけ。
 ここは群馬県の温泉であるだけでなく、群馬郡の温泉であり、群馬町の温泉でもある(当時の地名)。だから群馬県群馬郡群馬町の群馬温泉と言うことになる。群馬づくしだ。

 群馬温泉は割りとお湯のいいセンター系というイメージしか持っていなかった。
 実際に行ってみると、高崎や渋川から出ている路線バスも着く、かなり大きな日帰り温泉だった。

 隣にははるな酪菜館という農産物直売所などもあり、ここで買い物をした荷物は群馬温泉入浴中は預かってもらえるし、米を3,000円以上買うと、入浴料が無料になるなどのサービスがある。
 桜の木に囲まれた駐車場はほぼ満車だ。春休みの土曜日なので、家族連れも多そうだ。

 混雑している中をくぐって浴室へ向かう。
 脱衣所のロッカーもぎっしりだが、ベビーベッドなどはちゃんと備え付けてあった。
 下駄箱のロッカーがコインが戻るタイプだったので油断したら、脱衣所のロッカーはコインが戻らなかった。ううむ、ちょっとせこいぞ。

群馬温泉やすらぎの湯 露天風呂

 中央に熱めの浴槽。周りに洗い場と温めの浴槽。温めの浴槽の一部に打たせ湯と圧注浴。隅に水風呂と足湯。外には庭園風の露天風呂もついている。

 放置しておいた緑茶みたいな濃い黄色のお湯だ。温めの浴槽は41度に調節してあり、油系の臭いがする。柑橘系のオイルよりもっときつい、機械油の臭いのようだ。
 湯口からは源泉が出ていて湯のみがおいてある。味は薄い塩味。まったりした油っぽさが口の中に残る。
 いかにも塩と油といったお湯だ。

 温めの浴槽ではそれほど感じないが、高温浴槽ではにゅるにゅる感もある。湯の中でにゅるにゅるとして、出てぬれたまま腕などこするとオイルっぽいぬるぬる感がある。

 子供たちを誘って露天風呂に出てみた。
 露天風呂が一番ぬるく、茶色い湯の花も沢山舞っていた。
 子供たちに「これは温泉のお花なんだよ」というと、二人ともしげしげと眺めてすくっていた。
 「ゴミみたいだね」と4歳の次女。
 あはは。でも温泉の花がある方が、いい温泉なんだよ。

群馬温泉やすらぎの湯 露天風呂から見る庭園

 露天風呂の湯口にも湯のみがある。
 胃腸に良く食欲増進の効果があるという源泉なのだが、何だか内湯のお湯より少し塩味が濃いような気がする。気のせいかしら。

 次女はここがとてもお気に召したが長女はそろそろ出たいと言い出した。
 なのに出るといったはずの彼女は出口近くに足湯を見つけて何故かそこに足湯にはまってしまった。
 ここの足湯は裸で入る足湯。かなり熱めだが、彼女は熱くなると隣の水風呂に行って足先を冷やすということを繰り返していた。
 うん、キミはしもやけだから、それって効くかもしれない。
 次女もちょこちょこと姉の後について足湯に行ったが、隣に座っていたおばさんにいたく気に入られて、「可愛いわー」といきなり抱っこされて、じたばたもがいていた。

 湯上りはかなりベタベタとする温泉だった。結構「入りましたーっ」という浴感がしっかりとあって、しつこいくらいのお湯だ。

 脱衣所を出たところに駄菓子売り場があって、その隣に飲泉所が備え付けてある。
 ここでもう一度、源泉を飲んでみてびっくり。
 硫黄の臭いがする!!
 浴槽と同じ源泉だよね?
 なんて臭いってデリケートなんだろう。

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