やぶ塚温泉ホテルふせじま

子連れ家族のための温泉ポイント

やぶ塚温泉ホテルふせじま体験レポート

レポートをまとめるのが遅れていたら、「ホテルふせじま」は再開未定な状態で長期休業に入ってしまった。まとめるまで時間が掛かるとしばしばこういうことが起こる。

確かにやぶ塚温泉は活気がなかった。そもそも「やぶ塚」「藪塚」「薮塚」「やぶづか」どの表記を使えばいいんだろう。そんなことはどうでもいいのか。

「ホテルふせじま」はやぶ塚温泉でも老舗の大型旅館で、外観は昭和の雰囲気もありくたびれてはいたが、ロビーに入ると豪華さが残っていた。昔はとても栄えていた、そんな雰囲気だ。

入浴料に含まれるレンタルタオル

スタッフはとても丁寧だった。丁寧すぎるぐらい。日帰り入浴料は1200円と群馬県にしてはかなり高い。でもその代わりにレンタルバスタオルが付いてくる。さらに次回の半額券もくれる。

このあたりでちょっと先行き不安な気もした。今にして思えば。

浴室はエレベーターで上がった6階。立派な休憩室あり。

休憩室

脱衣所は大ホテルらしい広々としたサイズ。浴室は内湯、露天風呂、サウナがある。内湯の浴槽はタイル張りで、中央に椅子型の寝湯などある。

露天風呂は長方形のシンプルな浴槽で、展望風呂ではあったが、残念ながら入ると半透明のパネルが邪魔で景色は見えなくなる。外から見られちゃいけないからしょうがないとは思うが。

お湯はかなりはっきりとしたすべすべ感があった。源泉温度が15度なので、加熱濾過循環はいたしかたなしか。ただ塩素臭はあまりせず、糊のような甘いにおいが少しした。

浴室の撮影をお願いするときに、フロントでお湯が緑色に見えるが色が付いているのか聞いてみたら、内湯も露天も浴槽の内側が緑色なだけでお湯は透明だという話だった。

やぶ塚温泉には既に廃墟と化した建物もあり、回復はなかなか難しい印象。エリア的には温泉でにぎわいを取り戻してほしいところなんだけど。