天然温泉太田 安眠の湯(金山温泉)

ショッピングセンターの一角にある日帰り温泉

  • 所在地 〒373-0807群馬県太田市下小林町540 TEL 0276-46-1126
  • 公式サイトURL http://www.anminnoyu.com/ (公式サイトに割引クーポン有り)
  • 泉質 ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性温泉)
  • 入浴料金 大人(中学生以上)700円、小人(3~12歳)300円、身体障害者手帳提示の方500円
  • 営業時間 午前10時~深夜2時(最終受付深夜1時)
  • 休館日 毎月第四火曜日(祝日の場合は営業)
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、サウナ、貸切風呂(お風呂付個室 6人用2時間4千円、4人用2時間3千円)、休憩室、食事処、ボディケア
  • ※ おむつ児は入浴不可
[2004年3月のデータ ただし料金・営業時間は2015年3月のデータ]

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  • 温度★★★★★ 泉質★★★★☆  湯温は適温、泉質は特に刺激なし
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★☆☆☆☆ 自分の意思で排泄がコントロールできない人とオムツの赤ちゃんは入浴禁止

天然温泉太田 安眠の湯 体験レポート

天然温泉太田 安眠の湯 外観

 東京に住んでいると、日常的にショッピングに行くような場所に千円未満で利用できる居心地の良い温泉なんてあったらなぁと思うことしばしば。
 施設が明るく綺麗で、お湯を循環させず、空いていて、ご飯の食べられる休憩室や大型駐車場なんかもあると嬉しい。
 東京では夢かもしれないけど、群馬まで行くとそんな施設がちゃんとある。

 太田市のショッピングセンター、イオンの一角に安眠の湯という日帰り温泉があるという。
 途中、イオン太田の目立つ看板は道々あるけれど、近づいてもどこにも温泉の看板は無い。運転手のパパは本当に温泉あるの?と半信半疑。

 既に黄昏かけた空の下、巨大ショッピングセンターの駐車場の隅に三角屋根の洒落た建物があった。てっきりビルの中に入っているのかと思ったので意外だった。
 中も瀟洒な作りで、新しいせいもあるのだろうがとても明るく感じる。

 ここは、「自分の意思で排泄がコントロールできない人とオムツの人は入浴禁止」としていて、赤ちゃんだけでなく、排泄コントロールの困難な高齢者も意識した張り紙がある。よってもちろん脱衣所にベビーベッドなどは無い。

 お風呂は多彩で、内湯には普通の四角い浴槽、イベント湯(この日は桜湯)、ジャグジー(寝湯と立ち湯)、水風呂、サウナ二種類、露天風呂には檜の浴槽、岩風呂、三つ並んだつぼ湯といろいろある。
 このうち、温泉を掛け流しで使用しているのは露天風呂の檜と三つのつぼ、温泉を循環で使用しているのは露天風呂の岩風呂と内湯の四角い浴槽になる。残りは水道水だ。

 暗くなりかけていたのでお湯の色はよく判らない。もしかしたら少し黄色っぽいのかもしれない。
 カルキ臭がするのが掛け流しとしては致命的だが、あまり特徴のない塩っぽい味で、即効性は無いがよく温まる。非常にベタベタするお湯で、完全に乾かないとすべすべ感は得られない。

 ここのお湯は化石海水系。
 群馬県南部及び埼玉県北部の他の日帰り温泉施設のいくつかをはっきりとライバル視しており、脱衣所には、桐生の湯らら、伊勢崎の湯楽の里、行田の古代蓮物語前橋のゆ~ゆ、同じく前橋のやすらぎの湯、高崎の天神の湯と泉質を比較した表が掲示されている。湧出量こそ天神の湯、ゆ~ゆに敵わないまでも、含有成分総計は、天神の湯のほぼ倍、ゆ~ゆの3/2倍となっている。

 が、しかし、それにしてはこのパンチ力の無さはどうだろう。とても天神の湯、ゆ~ゆの双璧には敵わない。。
 掛け流しはいいんだけど、もしかしてかなり水増ししている? カルキの臭いは加水に水道水を使っているからなのだろうか?
 もしそうなら、単純に成分の濃さを売りにしても何も意味がないと思うのだが。

 何だかあまり良い印象の無いような書き方をしたが、施設はとても良いと思う。つぼの浴槽など埼玉の古代蓮物語を思い出したが、露天風呂はゆったりしていてこちらの方がずっといい。施設の雰囲気も全体的にこちらの方が良い。但しお湯に限って言えばカルキ臭云々を別にしても古代蓮の方が好き。

安眠の湯 食事処

 結果、お湯に拘らなければここってなかなかかもしれない。
 夜は露天風呂はほのかにライトアップされて、BGMは何故かオルゴール。お湯はどれも温めだし、浅い浴槽が多いので、オムツの取れていない乳児は入れなくても幼児ぐらいになると楽しく入れそうだ。

 畳の休憩室もあるが、フローリングのテーブル席では食事も取れる。ここのうどんは、日帰り温泉施設の麺類にしては吃驚するほど美味しい。
 どうぞお試しあれ。

 最後に安眠の湯の隣には、たかの友梨ビューティクリニックがある。
 なんと女湯は、お風呂から直接エステサロンに行かれるようになっているのだ(ということは、裸で移動?)。
 浴室にマッサージ施設がついているところは多いけど、これはちょっと面白い。

近隣の子連れ遊び場情報

  • ぐんまこどもの国(サマーボブスレー、ふれあい広場、おもしろ自転車など、またぐんまこどもの国児童館もあります)