子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度は適温、滑りやすい泉質なので注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
3か月前の2021年10月にも東北旅行の帰りに磐梯熱海温泉に寄ってひと風呂浴びてから帰っているので、ちょうど高速に乗る前に寄りやすい立地にあると思う。
10月の時は「萩姫の湯 栄楽館」に寄ったので今回は「湯のやど楽山」。ここは「栄楽館」より小ぢんまりとしているが、やはり小ぎれいな和風旅館で同じグループ宿になる。
入り口に「大岩かくれんぼの湯」と書かれた岩が置かれているが、これが一つの売りらしい。立ち寄りでも入ることができる。なお、時間設定によるものか、公式サイトで男湯と女湯と書かれている浴室はちょうどこの時は逆になっていた。
内湯は窓が大きく、湯口のところには鯛を抱えた恵比寿様。お湯は無色透明で、わずかに消毒臭のようなものがあるが、ほぼ気にならないレベル。清掃時のものかもしれない。
入ってすぐに感じるのはすべーすべーとした滑る肌触り。にゅるにゅるするのとは違う、顕著な滑らかさ。温度はごく適温。内湯には湯もみ用なのか大きなしゃもじがあった。
露天風呂は名物の「大岩かくれんぼの湯」。確かにかくれんぼができそうにないことはない。特に広い露天風呂というわけではないのだが、銘石風呂とでもいえばいいのか、巨石がランダムにそびえたっていて、身を隠すところはある。石好きなら絶対楽しいと思う。
露天風呂ゾーンにはもう一つ浴槽があって、それは青い陶器風呂だった。一人サイズかと思ったが、近づくと意外に大きく、ギリ2人まで入れそう。
ただ陶器の内壁を背もたれに庭の方を向いて入ると、ちょうど背中に湯口とは別のお湯の注入口があたり、そこから熱いお湯が出てくるので「あちち」となる。これは違うところからお湯を入れてほしいな。ちなみに陶器風呂は塩素消毒臭がしなかった。
ともあれ中ノ沢温泉の酸性泉を薄められるアルカリ性の単純泉でスッキリ〆てこの旅は終わった。