子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★★
- 設備★★★★★ 雰囲気★★☆☆☆ ベビーベッドあり
子連れ家族のための温泉ポイント
東北旅行最終日、どこの温泉にも寄らずに帰るのが嫌で、とりあえず一番いる場所から寄りやすく、髪も洗えて朝から営業していそうなところに目星をつけた。どこにも寄らずさっさと帰りたがる夫を説得するために。
でも来てみて思った。こういう日帰り温泉は10時にならないと開かないのでは?いやいや9時からオープンだったわ。朝9時半ちょっと前だというのに、既に駐車場は地元の車でいっぱい。下足ロッカーにも鍵が残っている箱がほとんどないという賑わいぶり。いやはや。
そしてオープンしてまだ30分経っていないというのに、もう休憩室でゴロゴロしている人がたくさんいるってどういうこと?もうみんなお風呂上りなん?いくら日曜日の朝とはいえ。
内湯はけっこう大きく、小さいながらサウナと水風呂も付いている。お湯は思ったより熱い。たぶん43.5~44度ぐらい。薄めのモールカラーだが、外からはほぼ黒に見える。お湯が溢れる部分の床が真っ黒に染まっているのを見ると嬉しくなる。変な奴。
お湯に入るとき一瞬室内からタールのようなにおいがしたが、実際に入るとわからなくなってしまう。気にならないほどの塩素消毒臭ならある。
肌触りはすべすべする感触が強い。これはアワか?源泉温度は42.1度で、湯口からはほぼ体温程度のお湯を出し、浴槽内で加温循環しているっぽい。
露天風呂も広くて驚く。それも浴槽そのものが大きいというより、スペースがただっ広い。その中で囲われたところに風呂があり、なかなかの開放感。内湯と違って明るいので、お湯の色が琥珀色をしているのがまるわかり。表面に白い湯の花らしきものが浮いている。細かい結晶のようなタイプの湯の花。
露天では細かいアワも見えた。細かすぎて肌の上ではなかなか観測できないが、はがれた分が上ってくるのがわかる。アワがある間はアワの手触りでするすると滑るが、ひとしきりアワを撫でまわしてしまうと、あとはそんなに滑らない。
青空も見えるけど、粉雪もちらつく日だった。これで今回の旅も終わりだと思うと寂しい。施設の風情はないが、湯は悪くない。