飯坂温泉仙気の湯

子連れ家族のための温泉ポイント

飯坂温泉仙気の湯体験レポート

飯坂温泉共同浴場仙気の湯の外観

ウサギの湯口にまずビックリ！なんなのこれ、可愛いじゃん。リアルじゃなくてキャラっぽい感じの。共同浴場にこんな湯口を作るなんて、決断した人の顔を見てみたい。だって両耳にそれぞれ色の違うプラスチックの汲み桶掛けてあるんだよ！

なまこ壁の外観を見ていると暖簾も蕎麦屋の暖簾みたいに見えてくるから不思議だ。すぐ近くに愛宕山公園のある「仙気の湯」は、熱い湯で知られる飯坂温泉共同浴場の一つ。

飯坂温泉共同浴場仙気の湯の暖簾

浴槽は二槽に分かれ、片方は源泉掛け流しの47度のあつ湯、もう片方は加水掛け流しの42度のぬる湯。そうは言うが、あつ湯はデジタル表示が消えていて本当のところ何度か不明。ぬる湯ときたら最初は44.8度という表示がみるみる上がってあっという間に45.5度。

まあ、飯坂温泉にはありがちなこと。

掛け湯をするとかなり熱いが、熱すぎて両方そんなに差が無いように思える。しかし入ってみれば差は歴然。ぬる湯が慣れれば普通に入れるのに対し（それでも45.5度だよ）、あつ湯は膝下やら脇やら柔らかい部分が熱で痛みだし、20秒ぐらいで耐えられずに上がる羽目に。

湯上がりは愛宕山公園まで登ってみた

無色透明のお湯で石の甘いにおいが少し。入っているときしつきもあるが、出てぬれたまま肌をこするとジェルを引いたような美容液のようなぬるぬるすべすべ。

カランはいくつかあるが、シャワーや石鹸の備え付けはない。男湯は混んでいたようだが女湯は誰もおらず、それ故にお湯の熱さも好調だった。

飯坂温泉の愛宕神社

湯上がりは愛宕山公園を登って、愛宕神社にお参りした。すっごい急な石段。もちろん夫は登らず、私一人。たいそう眺めが良く、温泉街を俯瞰するとともに遙か彼方のやまなみまで全てが見える。

愛宕山公園から見下ろす飯坂温泉街