熱塩温泉 下の湯共同浴場

男湯と女湯の境がカーテン!?

  • 所在地 福島県喜多方市熱塩熱塩甲811
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム―塩化物泉(高張性中性高温泉) 源泉名 熱塩温泉
  • 外来者入浴時間 9:00~16:00
  • 入浴料 大人 200円、小学生以下 100円
  • 設備等 男女別内湯
  • ※ 2軒隣の叶屋商店(示現寺前)で入浴料金を支払って入浴する
[2018年2月のデータ]

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  • 温度★★☆☆☆ 泉質★★★☆☆ かなり熱いことがあるので注意
  • 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 子供向けの設備は特になし

熱塩温泉 下の湯共同浴場の温泉動画


熱塩温泉 下の湯共同浴場 体験レポート

雪の熱塩温泉街
雪の熱塩温泉街

福島県喜多方市の熱塩温泉は雪にすっぽり埋まっていた。山の中ではないのに鄙びた風情のある温泉地で、ゆるく蛇行する県道を進んでいけば、どん詰まりに宿や民家が立ち並んでいる。

示現寺足湯
示現寺足湯

突き当たりに駐車場と足湯。足湯には示現寺足湯と書かれているので近くにお寺があるらしい。この辺りは路上にも雪があり、歩いている人の姿もほとんどない。

隣に元湯ポンプ室がくっついたこの足湯は興味をそそられたが、残念ながら周りを雪に埋もれて近づくことができない。もしかしたらお湯も入っていないかもしれない。今の時期は使う人がいないのだろう。

熱塩温泉の入浴料を扱う叶屋商店
熱塩温泉共同浴場の入浴料を扱う叶屋商店

足湯の斜め前、共同浴場の2軒ほど手前に「叶屋商店」という土産物屋兼食料品店があり、共同浴場の入浴料はここで支払う。叶屋商店は店内が暗く、やっているのかいないのかもわからない様子だが、よく見ると建物は立派な蔵造りで由緒正しそうだ。

熱塩温泉 下の湯共同浴場の外観
熱塩温泉 下の湯共同浴場の外観

叶屋商店の中に入り声を掛けるとすぐに応答があった。入浴料を支払うと「夜までどうぞごゆっくり」と気前よく言われる。まだお昼時だよ。

熱塩温泉 下の湯共同浴場の入口
熱塩温泉 下の湯共同浴場の入口

共同浴場なのだから、簡素なのは想定内だったが、ここはかなりびっくりした。何がって?男湯と女湯の境がカーテンなのだ!!?

女性用脱衣所を仕切るカーテン 脱衣所の洗面台と時計
男湯と女湯の脱衣所を仕切るピンク色のカーテン

入口はひとつで、まず脱衣所があるのだがその一部がカーテンで仕切られていて、カーテンの中が女性ゾーン。そして浴室入口は別々だが、浴室に入ってすぐの場所も男女をカーテンで仕切っているだけ。わかりにくければ、動画を見てほしい。

古い熱塩温泉分析表
古い熱塩温泉分析表と脱衣棚

全部がカーテンで仕切られているわけではなく、脱衣所と浴室の入ってすぐの部分だけなんだが、こんなの初めて。興味深い!

熱塩温泉共同浴場の男湯と女湯とカーテン
カーテンの衝撃!? 右が女湯、左が男湯

平成19年12月付けの張り紙に、「この度、保健所の指導により男女別の仕切りカーテンを取り付けました」とあるので、それ以前はカーテンも無かったと思われる。昭和チックな花柄カーテンも生活感があってなんだか素敵だが、カーテンを吊す天井のレールなんかを見るとちょっと診療所っぽい雰囲気も。

熱塩温泉 下の湯共同浴場の女湯
熱塩温泉 下の湯共同浴場の女湯

ちなみにお湯は男湯が激アツだった。ここの湯口は木の棒を栓にしてあって、これを押し込むと湯量をコントロールできる。そういうわけで男湯はドバドバで、女湯は既に栓が押し込んであり熱め適温になっていた。溢れる熱湯温泉で栓に触るのも困難。夫は桶を使ってなんとか栓を押し込んだらしい。

熱塩温泉 下の湯共同浴場の湯口と桶
熱塩温泉 下の湯共同浴場の湯口と桶

薄い青緑色の濁り湯が綺麗。レトロなタイルもいい。わずかな鉄臭。少しきしつき。味はしょっぱ苦くて、泡付きもけっこうあった。

熱塩温泉 下の湯共同浴場の濁り湯
熱塩温泉 下の湯共同浴場の濁り湯

よく考えたら温泉名が"熱塩"だものね。しょっぱくて熱いに決まってるよね。上がった後は雪道もへっちゃらなぐらいほかほかにあったまった。

近隣の子連れ遊び場情報

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