宗像王丸・天然温泉やまつばさ

宗像市の綺麗な日帰り温泉

  • 所在地 福岡県宗像市王丸474 TEL 0940-37-4126
  • 泉質
     アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性低温泉) 源泉名:宗像王丸・天然温泉やまつばさ
     ナトリウム・カルシウム―硫酸塩温泉(低張性アルカリ性高温泉) 源泉名:宗像王丸・天然温泉やまつばさ2号泉
  • 定休日 年中無休(年5回程度メンテナンス休業)
  • 営業時間 10時~23時(最終入館22時)
  • 入浴料 大人平日1,150円、子供550円、大人土日祝日1,350円、子供650円
  • 設備等 男女別浴室、男女別露天風呂、家族風呂(別料金)、リラクゼーションサロン、食事処、宿泊施設など
  • 公式サイトURL https://www.yamatsubasa.jp/
[2021年5月のデータ ただし入浴料、営業時間等は2022年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 
  • 設備----- 雰囲気★★★★☆ 赤ちゃんは利用不可

宗像王丸・天然温泉やまつばさ 体験レポート

宗像大社辺津宮
これは温泉ではなくて宗像大社辺津宮

宗像と言えば宗像三女神。海の正倉院とか神宿る島というワードにロマンを感じちゃう勢の私は、ずっと行ってみたかった場所に宗像大社があった。それもできれば島の方(沖ノ島は上陸できないからせめて宗像大島までは)。

三角縁四神文帯二神二獣鏡
三角縁四神文帯二神二獣鏡

この時も本当は島まで行きたかったけど行かれず、九州本土の宗像大社辺津宮に参拝しただけで終わってしまったが、神宝館に寄ることができたのは幸い。

金銅製龍頭 一対
金銅製龍頭 一対

みんな!宗像大社辺津宮に行ったら神宝館に入ろう。どっちを向いても国宝だらけという凄いところだから。ガラガラで他に誰も入館者がいなかったし、写真撮影もOKだった。興奮して撮りまくっちゃった。

滑石製子持勾玉
滑石製子持勾玉

いや、そうじゃない。宗像大社の話じゃなくて宗像の温泉の話だ(ちなみに念願かなって2か月後には宗像大島にも渡った)

やまつばさ外観
「やまつばさ」の外観

で、宗像市や隣接する福津市には温泉が少ない。その中で「やまつばさ」は貴重な温泉だ。ここの宿泊も考えたけどお値段高めで全館禁煙だったので夫が賛同してくれなかった。仕方なく日帰りで利用することに。

やまつばさ玄関
やまつばさ玄関

建物がどれだかわからないまま駐車場に着いて、てっきりあれだろうと思ったがそれは家電量販店だった。道理でイメージしていたより品が無かった。

やまつばさの館内
館内

それで、じゃあどれだろうと後ろを振り返ったら白い建物があった。こっちが「やまつばさ」だ。だいたいイメージ通りの建物。

やまつばさの浴室は川を渡る
浴室棟へは川を渡る

浴室へは渡り廊下を通って川を渡る。川沿いならお風呂から川が見えるのかと思ったが、そこは残念ながら見えなかった。

渡り廊下の椅子

浴室も真新しくとても綺麗。あちこちの壁に掛け流しと書かれている。実際ここのお風呂は基本的に掛け流しで、宗像王丸・天然温泉やまつばさ源泉(便宜上1号泉と呼ぶ)と2号泉があり、1号泉は源泉温度が低いため加温消毒掛け流しで、2号泉は消毒掛け流し。消毒は塩素系薬剤を使っていないとかで、特にカルキ臭のようなものはしなかった。

やまつばさの温泉は源泉掛け流し
外壁に書かれていた「源泉掛け流し」の表示

内湯は広い浴槽の他にぬる湯、あつ湯+電気風呂、サウナ、水風呂などがある。水風呂は王丸の地下水を使っている。

露天風呂は半月風呂、満月風呂、瓶風呂×3となっていて、半月風呂のみ2号泉。その他は内湯も含めて温泉浴槽は全て1号泉利用だ。さらに満月風呂は1号泉にローズマリーを入れていた。

やまつばさの浴室入口

1号泉は無色透明で入った途端にとろみを感じるが、にゅるにゅるしそうなのにそこまでにゅるにゅるじゃない。何を言っているのかわからないと思うが、にゅるにゅるの片鱗はあるのににゅるにゅるにならないお湯。

1号泉の中ではあつ湯が一番にゅるにゅるに近い(どんだけにゅるにゅる言うんだか)。湯上りはどちらかというとぺとぺとした肌触り。

2号泉は少し濁りあり。少しキシつく肌触り。どことなく甘いにおいもしていた。

やまつばさのフォトプロップス
廊下にはフォトプロップスが用意されていた

全体としては、温泉が少ない町中の立地に設備の整った温泉ということでお値段は高め。施設はとても綺麗でスタイリッシュで万人向け。お湯はいいけどそれなりに混雑して鈍っていた気もする。本当は泊まってあまり人がいない状態で入ってみたいかも。

やまつばさの椅子

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