子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 塩分が濃いので長湯に注意
- 設備★★★★★ 雰囲気★★☆☆☆ ベビーベッドあり、乳児は備え付けのベビーバス利用のこと
子連れ家族のための温泉ポイント
茨城県の龍ケ崎店、千葉県の袖ケ浦店と既に複数のチェーン店を展開している湯舞音が2024年3月に千葉県の市原市に新規オープンするということで、ニフティ温泉の取材に出かけた。
なので、撮影はプレオープンの取材時に行っている。めっちゃめちゃよく晴れた日だったので、温泉の黒湯のコントラストが凄いことになっているが、実際お湯は真っ黒だった。
面白いのはこの温泉の源泉名。「もりまち市原ちはら台モール温泉」というのだ。もちろんこのモール温泉とは成分的なモール泉ではなく、ショッピングモールの中にあるからモール温泉と付けたのだと思うが、しっかり黒湯で実際にモール泉なのだから、ダブルミームになっているともいえる。
施設自体はかなりコンパクトだが、ぎっしりいろいろ詰め込んでいるので、うまく使えばお得感がある。
そしてスーパー銭湯にも関わらず岩盤浴は作らず、人工炭酸泉もない。ただひたすらサウナ推し。これが今のトレンドなのか。
実際人工炭酸泉のランニングコストが高いという話は時々聞く。私は人工でも炭酸泉があると嬉しいのでこの点は寂しい。
温泉は露天風呂にある長方形の一つのみ。残りの浴槽は井水利用。そして温泉も冷鉱泉なので加温あり。さらにこんなに墨汁のように真っ黒なのに加水もしている。加水率を聞いてたまげたが、そこは非公開。
黒湯はすべすべする。そしてアンモニウム系のパンを焼いたようなにおいとモール臭がする。あまりに黒いので沈めた手が赤銅色に見えるし、足元に至っては真っ黒で何も見えない。
サウナは男女ともに高温サウナとキューブサウナの2つ。高温サウナは屋内にあるが、出入口は露天風呂側にあるので外から出入りする。なお温度が下がりにくいように風除室あり。ストーブ×2に男湯の高温サウナはブロワーも付いている。
キューブサウナは露天風呂にあるスケルトンの小屋みたいなサウナ、でちょっと見た目が面白い。サウナ内からも外がよく見える。こちらはセルフロウリュが可能。
水風呂も中を青くして深さも深め。サウナ好きのためのこだわりがたくさんある。その代わりといってはなんだが、休憩室は狭い。本当にサウナ―向け。