子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★★ 泉質★★★☆☆ 塩分が濃いので長湯に注意
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ ベビーベッドなし
子連れ家族のための温泉ポイント
房総半島のグランピングの帰りに寄った「道の駅むつざわ つどいの郷」に併設された日帰り温泉。この道の駅は2019年にここに移転してきたもので、施設はまだまだ真新しくて綺麗な感じ。
含よう素で強塩泉の冷鉱泉を、関東ガス田である地元の天然ガスで加熱した地産地消の温泉が自慢とな。元が冷たい温泉とはいえ、加熱するガスにまでこだわっているのはなかなか面白い。
内湯には大小の浴槽があって、この小の方が加熱源泉掛け流し。他の浴槽は循環しているようだが、大の方も露天風呂も壺湯も全て温泉使用。特に小の掛け流し浴槽のお湯は色が濃く、まるでチョコレートのよう。
どのくらい濃い色かというと、沈めた手はうっすら、底の方はまったく見えない。そして入る前から揮発してくるアンモニア臭が特徴。相当におうので、これはちょっと好き嫌いあるかも。
ちなみにお湯の表面からはそこまでにおわず、先に香ばしい感じのにおいがする。その後からアンモニアが揮発してくる。
肌触りはとてもすべすべする。全ての摩擦が消えるほどではないが、ほとんど消えるぐらいにはすべすべする。
味はこれまで味見した強塩泉のどこよりもしょっぱく感じるほど濃い。強烈だよ、このお湯。
おかげでサウナに入っても、自分の身体からアンモニア臭が立ち上っている気がする。なあに、入っている全員がそうなんだから気にする必要はないが。
露天風呂のととのいいすごとに、足置き台があるのはいい。これは使いやすい。
掛け湯槽に上がる時に掛けていくよう説明書きがあり、実際温泉が濃すぎるからそういう需要はあるだろう。薄めずに乾燥させると肌によくないらしい。そこまで言われる温泉もあまりない。