子連れ家族のための温泉ポイント
- 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 温度は少し熱め
- 設備★★★☆☆ 雰囲気★★☆☆☆ 脱衣所にソファーあり
子連れ家族のための温泉ポイント
大鰐温泉の温泉街じゃなく、同じ大鰐町内の東に一駅ほど離れた一軒宿。てっきり大鰐温泉に泊まると思っていた私は、どんどん温泉街から離れていくのであれ?と思った。見つけて予約したのは夫。たぶん部屋で喫煙できてお値段がお手頃だったんだろう。
わりと殺風景な外観で、左側にお寺の六角堂のような建物があるから、もしかしてここは寺院が運営している温泉宿かな?と思ったら、本当に宗教施設だった。お釈迦様を信仰する正義会教団というところが運営する第九支部を兼ねているらしい。
でも一方ではライダーズハウスでもあり、ユースホステルみたいな雰囲気もある。ご主人も女将さんもフレンドリーで話好き。食堂は憩いの場になっていて、妙にみんな和気あいあい。ご主人一家とお客さんが、食後にいつまでもテーブルに残っておしゃべりしている雰囲気。そしてべつだん宗教に勧誘されたりはしなかった。
お部屋もシンプルで全然飾り気がない。
食事も旅館の豪華さはなく、家庭料理風。
浴室の脱衣所にずっとお琴の音楽を流しているのがなんだか雅び。
お湯は無色透明のアルカリ性の単純泉で、31.5度の源泉を少し加熱して掛け流しにしている。加熱なのに塩素消毒なしなのは珍しい。アメニティはボディーソープのみでシャンプー類は無し。
洗い場のシャワーからも源泉が出る。浴室の木の柱がなんだか斜めっているのが気になって仕方ない。
肌触りはビニールを撫でているようなすべすべ感。においは特にしない。元の源泉はぬるいが、熱めに加熱してあるのですぐによく温まる。
午後4時頃から地元の人が入りに来るので混むとご主人に言われたが、夜の8時ごろはもっと混んでいた。地元の人のお風呂がわりなんだね。宿泊施設でもあるけど共同浴場的。
湯上がりはテクスチャーとしてはぬるつくんだが、乾くとつるっつるになる。角質がみんな溶けたかな。