十和田湖西湖畔温泉十和田プリンスホテル

子連れ家族のための温泉ポイント

十和田湖西湖畔温泉十和田プリンスホテル宿泊体験レポート

湖畔のリゾートという言葉がしっくりくる。それもそれなりに年を重ねた紳士淑女が似合いそうな。建物の作りが格式ある山小屋風だからだろうか。ここは十和田湖畔の十和田プリンスホテル。私は十和田湖のイメージは青森県だったが、十和田プリンスホテルが建つのは秋田県の小坂町の湖岸だ。

十和田プリンスホテルのメインダイニングルーム

食事は十和田フレンチのオーベルジュを名乗るだけあって洒落て豪華、とても美味しい。お部屋も落ち着いていてセンス良い。ロビーには天気が悪いときにも退屈しないようにボードゲームなどが用意されている。

さて、そんな十和田プリンスホテルに温泉がある。十和田湖西湖畔温泉？　失礼だがあまり聞いたことがない。いかにも後発の温泉っぽい名前。それもそのはず、これは十和田プリンスホテルの自家源泉。先にプリンスホテルがあって、ホテルに付加価値を付けるために掘られた温泉といってよい。

十和田プリンスホテルの露天風呂

浴室は男女別に各1つ。それも内湯がなくて露天風呂のみという作りが潔い。体を洗う洗い場は屋内にあるので寒くない。そしてお風呂自体は露天風呂で外に風に吹かれながら入れる。意外と合理的だ。

場所柄、冬は露天風呂だけでは寒いのではないかと思うだろうが、この十和田プリンスホテルは冬期休業。この辺はばっさりと切り捨てている。

露天風呂はわりと広く、全体の上部を屋根が覆っている。浴槽内には無色透明の温泉が満たされている。お湯は加水なしの加熱循環仕様、少し塩素消毒のにおいは気になるが仕方ない。

露天風呂の屋根部分

湖畔ではあるが湖は見えない。ただし芝生が見えて雰囲気は良く開放感にも優れている。まさにリゾートな雰囲気の露天風呂だ。

湯口

湯口のお湯は熱いが触れないほどではなかった。このお湯はほとんど消毒臭がしない。ほんのわずかにゆで卵っぽいにおいがするかしないか。一応タンクの段階から消毒はしているということだが湯口のお湯はいい感じ。

肌触りは少しキシつき、時々するすると滑る。湯上がりは指先がつるつるとする。

夜の十和田プリンスホテルの温泉

十和田プリンスホテルに温泉を掘ろうと決めて実行したのは前支配人で、この方は今はホテル業を離れて小坂鉄道レールパーク、康楽館、小坂鉱山事務所、小坂ワイナリーなどの運営に携わっている。まさに小坂町の観光の重鎮。めっちゃくちゃ有能な人で、十和田プリンスホテルで温泉に入れるのもこの人のおかげ。

※お部屋や食事など、十和田プリンスホテルの宿泊についての詳細はLINEトラベルjpの記事「湖畔のオーベルジュ「十和田プリンスホテル」で過ごす上質な休日」をご覧ください

十和田プリンスホテル - Spherical Image - RICOH THETA

十和田プリンスホテルの露天風呂360度画像